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こんにちは。

2020年の東京オリンピックが決まり、ニュースや雑誌でオリンピックの将来像など伝えられ、だんだんと実感が湧いてきた今日このごろです。

本日は、オリンピックに関連しそうなるある企業をご紹介します。

インフラの整備、ビルの建設にかかせないセメント業界の最大手の太平洋セメントです。この太平洋セメントは1998年に秩父小野田と日本セメントが合併して設立された会社です。

一見この太平洋セメントは、設立して間もないように感じますが、秩父小野田に合併する前の小野田セメントは1881年に設立されており大変歴史の古い会社でもあります。

太平洋セメントは、会社名の通りセメントを中心とした事業を展開していますがそれ以外にも建材・土木、資源、環境、海外事業などあります。特に目を引くことがコンクリートを越える新世代の材料技術タグタルです。このタグタルではコンクリートのように鉄筋を必要としませんが、コンクリート以上に力学的にも耐久性に関しても優れている材料技術です。

また被災した岩手県大船渡市に主力の工場があるため、被災地のインフラ復興を支えるセメント資材の供給基地として重要な役割を担っています。

新しい技術の開発、今後のオリンピック、被災地復興のインフラ整備として大きな飛躍がある会社ではないか思います。

こんにちは。
だんだんと肌寒い季節なってきました。

今回は株式会社三越伊勢丹ホールディングスについて。

伊勢丹といえば高級感のあるファッション、グルメなどがある百貨店をイメージしますが、あのタータン柄の買い物袋も伊勢丹を代表するもののひとつです。

実はあの買い物袋1958年に新宿店の一部の店舗で使用されたことがきっかけでした。それから半世紀に渡り、幅広い人気を集め全館に使われて現在に至っています。

そんな歴史ある買い物袋ですが、9月18日に伊勢丹はタータン柄の買い物袋のデザインを刷新することを発表しました。

55年ぶりのリニューアルになるそうです。

変更は10月30日より。

どのような買い物袋になるのか楽しみですね。

こんにちは。

本日はホームセンターについてお話します。

ホームセンターとは、主に日用雑貨や住宅設備に関する商品を販売している小売業です。

誰もが郊外などで、広々とした駐車場がある巨大なホームセンターを見かけたことがあるんではないでしょうか。都内では東急ハンズをよく見かけますね。

私自身も幼い頃によくホームセンターに連れて行ってもらった経験があり、アメリカの映画に出てくるような、様々な種類の雑貨や家具が大量に売られている店内によく胸を躍らせていました。

ホームセンターが日本で最初に誕生したのが1969年でして、最初は島根県にアメリカを参考にしたロードサイド型店舗が生まれました。家具を中心に商品があり、ホームセンターにはまた当時は珍しかった外車も並べられていたようです。

さて前置きが長くなりましたが、実は先月、私の実家がある九州に帰郷した際に人口3000人しかいない町にあるホームセンターが出来ていました。

過疎化、少子高齢化が起こっている地域になぜ出店したのか、大変気になってそのホームセンターを調べました。

そのホームセンターを取り扱う会社は株式会社コメリ。東京証券取引所第一部に上場している大手のホームセンターです。
農業、園芸資材の取り扱いに強みをもっており、なんと全国に1128店舗を構えています。(2013年7月)
この店舗数は国内最多を誇っており、ホームセンター店舗数第2位のDCMホールディングス(514店舗)の2倍をも数です。

しかしなぜこんなにも店舗が多いのか?その理由は店舗形態にあるようでした。

実はコメリが出店している店舗は、一般的なホームセンターの3分の1程度の売り場で、DIY用品(日曜大工用品)と農業用品に特価された商品が売られています。
ターゲットが都市住人ではなく農家向けであり、商圏の農業従事人口が1万人程度であれば出店可能と判断しているそうです。

このような店舗形態が生まれた背景に、小売り業界では2000年にはいり大規模小売店舗立地法があります。大型のショッピングセンターによりシャッター商店街が起きないような店舗出店における規制が始まりました。その結果、コメリをはじめ各小売り企業は様々な戦略を考えました。

・農業や工務店向けの業務需要を取り込む
・地価の下がった都市部への出店
・農村部への出店が可能な小型店舗の開発
・100円ショップをテナントとして導入して雑貨を任せることで、DYI,BIY,SIYに特化する
・生鮮食料品を取り扱うスーパーセンターになる
・1,000m²を少し下回る小型店の展開と、10,000m²を超える大型店の展開の併用

その結果として、現在色々な形態のホームセンターが誕生し、立地における戦略も多様であるんですね。

こんにちは。
東京では、ここ数日空梅雨が続いていましたが、昨日からようやく雨が降り梅雨らしくなってきたきました。

本日は、株式会社ゼンリンについて紹介させて頂きます。
ゼンリンは、住宅地図を日本全国で展開し、その住宅地図はGoogleMapやカーナビなど幅広く利用されています。私たちにとって大変身近な存在になっているゼンリンの住宅地図なんですが、実はこれほど精密に住宅地図を作っている地図は実は世界でも日本だけなんです。国際学会などでゼンリンの住宅地図を紹介するととても驚かれます。

もともとは観光ガイドの地図として1949年からスタートし、1994年からデータとして住宅地図が整備され始め、住宅地図には一棟一棟に所有者名や居住者名まで表記されています。これらのデータは
ゼンリンの調査委員が直接現地を訪問し、確認されながら作成されています。

また、GIS事業では地図上に建物ではなくポイントデータとして建物のデータを作成し可視化させて、様々なマーケティングの商材などにも力をいれられています。

近年オープンストリートマップなど、世界のユーザーが地図を作り上げていくような仕組みが生まれ、無料で使えるような環境になっている地図の業界。

さらに地図とビッグデータを活用したGISの分野など、地時代も技術も図を取り巻く環境は大きく変化しています。

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