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ミクロな世界

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今週紹介するのは株式会社エンプラスです。

株式会社エンプラスは埼玉県川口市に本社を置く大手精密プラスチックメーカーです。14か国の国に支社を設置し、トップメニューの開発を支援して、「世界同一・日本品質」を海外でも量産できるような体制を整えているそうです。14か国と24の地域に拠点を置くことで海外売上比率80%まで届いているそうです。

株式会社エンプラスは「プラスチックギアの代名詞」と自負しており、壮絶な自信をもって取り組んでおります。自動車やプリンター・AO機器、家電などでのエンプラス製のものが多く使われているそうです。お客様からの声に応え、耐久性・音・制度などのさまざまな課題を解決し、高い評価を得ているようです。中でも、ものづくりの基本である「金型」にこだわりを持ち高性能なものを作れる理由はここにあるのかもしれません。

他にも半導体の性能を確認するためのソケットの開発、現代の光通信に欠かせない光と電気を変換するプラスチックレンズ、ディスプレイに映像を映すためのレンズ、医療系の分野では血液や試薬を反応させるプレートなどの事業を展開しているそうです。

マクロ・ミクロのような繊細さ、丁寧さが求められる世界で高性能な製品を作り出すのはすごいですね。

ロケットと消化ホース

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9月に入りましたがまだまだ暑いですね。よくものを束ねるのに輪ゴムを用いるのですが、先日ベランダに置き忘れたまま一日中外出しており、帰宅したころには無残な姿で発見するという出来事がありました。ごめんね輪ゴムさん。

さて今回紹介するのは桜護謨株式会社です。「護謨」と書いて「ゴム」と読むように、こちらの会社は主にゴム製品を取り扱っております。それ以外にも消防用設備や航空機用部品、工業用設備部品等様々な製品を手掛けております。特に代表的な商品として消防用ホースが挙げられますが、こちらは今でこそ主に合成繊維で作られておりますが、かつて日本で初めてゴム製の消防用ホースの開発製造を行ったのが桜護謨株式会社なのです。

上記のことからも分かる通り、こちらの会社は長い歴史を持っており創業はなんと1918年(大正7年)なんだそうです。ちなみに同年には現在のパナソニック株式会社の前身である松下電気器具製作所も設立されております。戦時中は軍需工場として陸海軍に部品を卸していたこともあるそうで、戦後には航空宇宙産業を含む総合メーカーとして飛躍していった経歴があります。

消防用設備と航空宇宙産業用部品を同じメーカーが作っているというのはなんとも興味深いですがこれこそ総合メーカーとしての強みなのかもしれません。

MDF

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今週紹介するのはホクシン株式会社です。

ホクシン株式会社はMDFを使った事業を展開しているようです。普段聞きなれないMDFとは「ミディアム デンシティー ファイバーボード(中密度繊維板)」であり、木材チップを繊維状にして接着材を加え、熱圧成型して作られるものだそうです。特徴として木材を余らすことなく利用する環境にやさしい材料であり、表面・木口面が柔らかで切削や接着の加工性に優れているそうです。

聞きなれないMDFですが、密度を増減することによる製品特性のコントロールがある程度可能なことから日常ではいたるところに使われています。まず、フローリングや住宅用枠材(ドア枠・窓枠など)、扉やカウンタートップ、さらにはトラックの荷台後部の扉の芯材として使われているそうです。

ホクシン株式会社は数ある用途の中で構造用スターウッドを販売しているそうです。構造用スターウッドとは工事現場でよく見かけることがあると思います。家などの建築途中に貼られている茶色の木材のようなものです。建築中の家を守るために高強度で耐久性があり、透湿性に優れており、環境保全にも貢献しているそうです。また、ベーシックなMDFとして、化粧下地用に適しているスターウッドも販売しています。

身近に使われているものでも聞いたことのない素材というのは沢山あるのですね。生活する上で必要不可欠な家を守ってくれているのはホクシン株式会社が作るMDFなのかもしれません。

最近は暑くて服を選ぶときに涼しい素材や、軽い素材を選ぶようにしています。服の素材はとても多くの種類がありますね。編み方や組み合わせの種類等であのような質感を決めているとはすごい技術だと感じます。

今回紹介するのは糸や綿などの繊維事業を扱うオーミケンシ株式会社です。オーミケンシが提供する綿は木材パルプを原料とし、メディカル、日用製品分野で使用されています。木材パルプから製造されるので、再生産性や生分解性が高く地球環境にやさしいです。その綿だけでも備長炭を練りこみ消臭効果が高めたもの、微粒子金属酸化物を練りこむことで人体からの赤外線を吸収し繊維自ら発熱することで保温効果を高めたものなど様々な種類があります。

さらに糸や生地だけでなく、タオルやスリッパなどの生活用品の開発から販売までを行っています。生地に関しては加工もできるので、繊維という幅広い分野に対して最初から最後まで力になるのではないでしょうか。

近年気候の変化が激しくなり、着る服等に気にするほか環境にも気に使わなければいけません。まさにオーミケンシの製造する繊維が今地球に必要なものなのではないでしょうか。

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