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皆さんは何か一芸ってありますか?私はいろんなことに手を出してすべて中途半端になってしまうタイプなので一芸に秀でている人には憧れがあります。

今日は一芸を極めて世界に挑戦という企業理念を掲げている長野計器株式会社について紹介します。

長野計器株式会社は圧力の計測機器や圧力の計測センサーを製造しています。長野計器株式会社はこれらの製品を世界品質で製造していて、上田計測機器機工場は、圧力部門で日本第1号となるJCSS登録事業者の登録を受け、国家標準に基づく校正システムを確立しているそうです。

具体的な製品用途として半導体製造における圧力計測機器の製造や高圧水素設備に推奨される圧力測定機器、医療・福祉用途における計測機器なども製造しているそうです。

長野計器株式会社は圧力を計測するという一芸を極めて世界中の企業と戦っています。これはとてもすごいことだと感じました。自分も何かひとつを極めて自慢できるようになりたいものです。

皆さん魚は好きですか?私は地元が海から1kmも離れてなく、刺身、干し魚、焼き魚などを小さい頃から沢山食べて育ったため、大の魚好きです。

そんな魚を私たちの元に沢山届けるために漁師の方々が使っているものとして、漁網があります。

一般的な網と異なり、漁網は大量な魚を毎日捕獲しても壊れないくらいの強度と魚を傷つけないため繊維、軽量が求められるため、相反する要望をどのように満たしているのか不思議ですね。

さて、今回紹介するのは丈夫で軽量、高品質な漁網を開発、製造している国内トップクラスの漁網メーカーの日東製網株式会社です。こちらの会社は他の漁網メーカーとは異なり、特定の網種だけでなくロープやもじ網など様々な網種や漁具を提供し、漁業の発展に貢献しています。

日東製網株式会社は、1910年の無結節網のもじ網製造から始まり、1925年には世界で初めて無結節網の製造機を開発したそうです。無結節網とは、節に結び目が無い編み方で、糸の交差している部分に結び目がないネットのことです。そのため、網目が均一で軽量、何にでも使用されている汎用性の高く、漁業の用途だけでなくゴルフ用の防球ネットなどにも使われています。日東製網株式会社によって、この無結節網が大量生産できるようになり、漁業の環境や形態も変わりました。

時代に合ったものを実現するために日々開発、製造を行っている日東製網株式会社ですが、近年では海から陸へと事業を拡大しており、2023年には製造で生じる網の端切れを再利用した「漁網たわし」を販売、寄付することで漁網に新たな付加価値を与えました。

網の特性上よく泡立つのでたわしにするという発想は、網で魚をやさしく包み込むだけでなく、網で地球の環境をやさしく包み込んでいるように見えて面白いですね。これからも日東製網株式会社が与える漁網の新たな付加価値に注目です。

皆さんは海って好きですか。私が育った地域には海がなかったので今でも海には憧れがあります。

そして、海を渡る大きな船には更に憧れがあります。今日はそんな大きな船を用いて海運事業を行っている川崎汽船株式会社について紹介します。

川崎汽船株式会社は国内海運大手3社の一つとして数えられる、海運業を主軸とする物流企業です。

具体的な事業として例えばドライバルク船による石炭、鉄鉱石、穀物、製紙原料などの原材料輸送サービスを行っています。ドライバルク船による輸送は日本向けの輸送に加えて、中国やインドなどの新興国向けの輸送や、大西洋水域での三国間輸送も行っています。また、乗用車やトラックなどの完成車の安全かつ迅速な輸送サービスを行っています。

特に完成車の輸送サービスについては、日本初の自動車専用船である第十とよた丸の竣工以来、自動車輸送のパイオニアとして乗用車やトラックなどの完成車の安全かつ迅速な輸送を行っています。

これからも川崎汽船株式会社は世界に欠かせない海運事業を担いグローバル社会のインフラを支えていくのではないかと思います。

皆さん本は読んでいますか?私は今まで買ってきた漫画を電子版に移行している最中です。電子書籍のサービスは非常に普及しており、とても便利ですが物理的な本の売り上げが下がってしまう昨今の事情の一端を担っているのでは?と思うこともあります。出版社以外で物理的な本に関わる業界と言えば印刷会社ですが、今日の印刷会社は紙への印刷以外に様々な事業を展開している場合も多いようです。

今回紹介するのは、共同印刷株式会社です。印刷会社の名の通り雑誌やカタログなどの書籍・定期刊行物といった物理的な書籍や、それらのデジタル化を含めた情報メディアを取り扱っています。それだけでなく、長年の印刷業で培った技術を生かし、生活・産業用の資材そのものも生産しています。昨年9月に発表した「におい吸収フィルム」は、食品の製造・処理工程で発生するにおいの原因物質を吸収し、開封時の不快なにおいを抑制する機能を持っており、食品用のパッケージに利用することで風味の低下を防ぐことが出来ます。共同印刷株式会社は他にも多くの資材を開発していますが、耐ピンホール機能を持つ緩衝材用のフィルム素材や非金属刃のついたラップカートンなど、包装機能を持てるような薄い素材が多く、長年紙を取り扱っていた技術が生かされているのでしょう。

世の中はどんどん電子書籍に移ってしまっていますが、その電子化の波にうまく乗ることが出来たり、あるいは新しい分野に今までの技術を生かすことが出来れば、時代の変化にも対応することが出来るということを共同印刷株式会社は示してくれました。風向きが逆風でも、その環境を取り込むことが出来る柔軟な姿勢を見習っていきたいです。

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