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皆さんは半導体の製造過程はご存じでしょうか?論理回路の設計からパターン設計、フォトマスク、エッチングなど様々な作業手順が行われてやっと完成にたどり着きます。

今回はその半導体製造プロセスの検査工程で使用する機械を製造している株式会社テセックを紹介いたします。

ウェーハ検査、ファイナルテスト(製品検査・信頼性試験)を行う機械を製造しており、どちらの機械も不良品を出さないための製品信頼性の保証を求められます。そこを担う機械を製造しているとは技術の高さがうかがえますね。

テストでは電気特性やDC測定などを高速・高精度で行います。テセックの検査機では高温・低温環境、大電流・大電圧のテストに対応することもできます。そのテストは1個の検査に0.1秒もかけず、そして100万個に1個の誤作動も許されない高精度なものとなります。半導体はこの世の中にたくさんある電子機器に欠かせないもので誤作動など許されないのでここまでの高精度を要求されるのですね。

共感

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音楽は心は踊らせたり、心を落ち着かせたりといつでも私たちのそばに寄り添ってくれる存在だと感じています。音楽を作るためにはやはり楽器が必要になってきます。今回は楽器を製造しているローランド株式会社をご紹介いたします。

ローランド株式会社は日本出身の電子楽器メーカーです。1972年に大阪市に設立され、約50年間のノウハウから今や大手楽器メーカーとなっております。

世界的な楽器市場はおそよ192億ドルで北米が約50%を占めており牽引しております。市場成長率は北米が2-3%、欧州が1-2%、中国が5-6%、残念ながら日本は0%となっております。かつ、米国市場ではピアノやドラムなどの楽器が相対的に電子楽器が伸びているそうです。そこでローランド株式会社は対象地域を日本ではなく海外とし、電子楽器市場を中心としてものにしております。

米国の市場でも50年間の積み上げた技術力を武器として、海外売上高比率90%を誇り、さらにローランド株式会社がもつ主要製品カテゴリーである電子ドラム・アコースティックドラム・ギターエフェクターでマーケットシェア1位、ギターアンプ・電子ピアノでマーケットシェア2位を記録しているそうです。

ローランド株式会社はスローガンの1つとして「共感を呼ぶ企業にしよう」とあります。実際にマーケットシェアでも1位、2位を誇り、ローランド株式会社が作る音に共感してくれているのではないでしょうか。これからも私たちに共感できる音を作り続けてほしいです。

身の回りの緑の板

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皆さんは電化製品の中身を空けてみたら中に緑色の板が入っているのを確認したことはありますでしょうか?

今回はその緑色の板、「基板」を制作している株式会社京写を紹介いたします。基板とは家電製品や自動車、照明機器など電気の使用される製品に使用されています。この基盤は電子部品を製品に組み込む使用する際にはほぼ必須となるものです。そのため身の周りに隠れて多く存在しています。

京写ではその基板をグローバルに生産・供給しています。実際に基板の製造や設計を行っています。設計とはどのように配線を組むかなどを決める作業で、できるだけ小さく基板に収められるかがコストにかかわってきます。ほかにも製造の際に無駄なく収めるためになど考えることたくさんあり、とても高い経験と技術のいるものとなっています。

他にも基板や微小部品、デバイスの搬送用治具も製造しています。電子部品には様々な加工が行われることもあるので、耐熱性が求められたり、洗浄が必要な場面があります。その際に使用できる搬送用治具など製造しているとは、基板に関して対応できる幅の広さを感じますね。

周りを見てみるとすぐ近くに京写の製品がたくさん隠れているのではないでしょうか?

夏にできるアクティビティということで、魚釣りなんていかがでしょう。海の近くに住んでいることもあり幼少のころから何度か釣りに出掛けたことがあるのですが、大人になってからその釣りへの欲求が再燃したりしています。さて、釣りをするにあたって最大のテーマが魚が釣れるか否かということなのですが、当然私たち人類とお魚さんたちとでは住んでいるフィールドが違うということもあり、そう簡単に姿を捉えさせてくれません。たまーに餌めがけて水面をバシャバシャする方々もいますが(大チャンス!!)それはなかなかのレアイベントです。通常は波打つ水面を透視するがごとく、じっくりにらめっこするわけなのですがそれだけで魚の位置がわかるなら苦労はしません。

そんな魚との読み合いもまた釣りの醍醐味なのでしょうが、せっかちな人はとにかく釣りたいですよね。そんな人たちの悩みを一発で解決する魔法のアイテムがそう、魚群探知機です。魚群探知機は超音波を発射し物体に当たって反射した超音波を検知することで、水中の魚の位置や水深などを特定することができる機器です。当然漁業を営んでいる方々にはマストなアイテムなのですが、一般の釣り人にとっても非常に役立つアイテムです。

今回紹介するのは、そんな魚群探知機を世界で初めて実用化し、現在も船舶用電子機器の分野において世界のトップシェアを誇る古野電気株式会社です。古野電気株式会社はなんと1948年に世界初の魚群探知機の実用化を達成して以来、船舶用の無線通信装置やレーダー、ECDIS(電子海図情報表示システム)などといった舶用電子機器を中心に、GPS受信ユニット、車載用ETCシステム、無線LANアクセスポイントなど、「無線」を使った様々な製品の開発や販売を手掛けています。

魚を探す技術を応用して様々な無線機器を開発する古野電気株式会社、私も釣りを通して様々な学びを得ていきたいと思います。例えば、忍耐力とか。

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