» 経営のブログ記事

こんにちは。
今日はなんだか雨が降り出しそうな天気です@東京。

さて今日はバンダイナムコホールディングスのグループ会社であり、
おもちゃやゲームの卸売業としては最大手の、
株式会社ハピネットをご紹介します。

おもちゃ業界は(に限らず)、不況のうえ、東日本大震災などの影響もあり
多くの企業が利益を出せずに苦しんでいる中、ハピネットは売上高は
前期よりも少し落ちたものの、利益は逆に上がるという
素晴らしい結果を残しています。
参照:43期3月期有価証券報告書

どうしてこの結果を生み出させたのか、という社長のインタビューで、
「玩具事業とアミューズメント事業ともに、ヒット商材に恵まれたことと、在庫を適正に
管理できたこと、この2点が大きな要因です。」
と話しています。
6歳の息子がいる私としては、バンダイのおもちゃ=仮面ライダーグッズというイメージ。
まさに43期は「仮面ライダーオーズ」の放映していた時期なのですが、前期の
「仮面ライダーダブル」のときよりもベルトの品切れ期間が短かった気がします。
きっと訂正な在庫を持っていたから、ということなのでしょうね。

うちはここ4年ほど仮面ライダーのベルトは必ず買い、それに付随するグッズもそろえるという
徹底ぶり。きっとハピネットさんの利益に貢献できたのでは!と自負しています(笑)。
これからも夢あるおもちゃの販売をお願いしますね!

こんにちは。
そういえば新入社員の方はもう初任給が出たんですよね。
月末締め、翌月10日支払い、みたいな会社はまだなのかな。

初任給、他社のことも少し気になったりして。
日経会社力ランキング2012では、初任給高いランキング、というのを
行ったそうです。
栄えある1位は、株式会社エス・エム・エスの約35万7千円!
同社は「介護」「医療」「アクティブシニア」の3領域を狙い、高齢社会に適した
情報インフラを構築する事業を行っています。
今日はこの会社の社長に注目してみます。

社長の諸藤周平氏は現在34歳の若い社長。
九州大学に在学中から、既に企業を意識していた氏は、自分を鍛えるため、
「業績が伸びていて、給料が高くて、仕事がキツイ会社」を探し、いろいろな意味で
有名なキーエンスに入社。
営業職をバリバリこなし、1年半後に、学生時代にから注目していたという
不動産業のゴールドクレストに転職。勢いのある会社の中で、また営業職をこなします。
そして25歳で企業。以来5年で売上15億、9年後の現在は売上高何と75億円!
2008年にマザーズ市場に上場、2011年には、東証1部に指定替えを果たしています。

自分に今必要と思われることを次々こなしていく諸藤氏。
もともとできる人なのね、とも思いますが、あるインタビューでこんなことを話しています。
「最初は小さくてもいいんです、わかりや すい目標を立てて、
クリアしていけば。そうすれば次の目標が下りてきます。そして、その繰り返しが大事」

そしてこんなことも。
「私はエス・エム・エスを、50年後、100年後、私を含め現在の従業員が全員定年退職し、
全員が入れ替わったとしても、継続して成長し続ける会社として育てていきたいのです。
そのために、まずはこれから10年間、継続的に2桁成長できている状態を目指さなければと
考えています。」

長い目と目先の目標と二つを見据えること。
凡人の私でも見習えることがたくさんありそうです。
にしても、こんなすごい人が2歳年上なだけだなんて・・・
というか、人は年齢ではないですね、ほんとに。

新入社員のみなさん、がんばってください!!

こんにちは。

株式会社の目的の一つは「利益を出すこと」ですね。
利益率が高い会社として、かつては任天堂が有名でしたし、あとこのクモノスでも
エーワン精密のことをご紹介しました。
(『半端ない利益率を出し続ける企業』)

今日はそれを上回る利益率の会社をご紹介します!
さてその前に利益率と一言で言っても、どの段階での利益を使って計算するか、
で結果が異なるので要注意です。

簡単に説明すると、
売上から原価を引いたのが「売上総利益」、俗にいうアラリ。
売上総利益から人件費などの販売管理費を引いたのが「営業利益」
営業利益から利子や利息を足し引きしたのが「経常利益」
経常利益から固定資産の売却益など、特別な損益を足し引きしたのが「税引前当期利益」
税引前当期利益から税金を引いて「当期利益」
当期利益から配当金を引いて「当期未処分利益」
という風になっています。(だいたいです。。。)

国内では「経常利益」という数字が用いられることが多いですが、
海外では「経常利益」という概念がなく、「営業利益」のあとは
「税引前当期利益」となるんだそうですよ。

説明が長くなりましたが、その企業とは株式会社マニー
2008年の経常利益率は約40%!4割が利益ですよ。。。
同じ年の任天堂の経常利益率は26%なので(これも実はすごい)そのすごさが
分かるかと思います~。
マニーは医療用の器具、例えば手術用縫合針、歯科治療用のリーマ・ファイルなどを
作る会社ですが、手術用縫合針は国内の生産量の70%がマニーの製品、
リーマ・ファイルは世界でのシェアが35%という高い数字を誇ります。
縫合針の原価率は3%とすごく低く、その分技術という付加価値がついているわけですね。
それが、利益率の高さにつながっているのです。
そう、利益とは付加価値によってもたらされるものなのですねぇ。

マニーは、もとは松谷製作所という社名だったのですが、海外の顧客がMATSUTANIと言いづらく
略称としてMATSUTANIの最初のMAと最後のNIを合せ、MANIと言ったことが始まりなのだそうです。
海外での売り上げが多い企業っぽいお話ですね。

ではでは、また明日。

こんにちは。

昔からスーパーマーケットが大好きで、海外に行くと必ずその土地の
スーパーマーケットに立ち寄り、現地のものらしきを買ってみるのですが、
きっとそういうのは私だけではないはず。

海外でなくとも、地方それぞれのスーパーマーケットは楽しいですよね。
私の生まれ育った静岡県東部ではキミサワとかですね・・・
(今やイオングループだったりするわけですが!)

山形県にある「ヤマザワ」はそんなご当地スーパーの一つ。
創業当時は薬局だったそうですが、10年後の1962年からスーパーマーケット業態を
始め、今では山形・宮城両県に62店舗を出店するほどになったのだそう。
株式も、1994年に株式を店頭公開、2004年 東証二部に株式上場、
その1年後の2005年には東証一部に上場、とすごいスピードで成長しています。
この成長の裏には、たとえば20代でも実力のある社員を店長にするなどといった
実力成果主義の結果が表れているという噂も・・・?

イオンもイトーヨーカドー(セブン&ワイ)もいいけど、地元に帰ったらあのスーパー!
(しつこいけど私はキミサワ)
というのがあるのは素敵なことですよね、きっと。

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