こんにちは。hikaru です。

パナソニックが、お湯を流すとその熱で発電できる、
「熱発電チューブ」の実用化にめどをつけました。

開発したのは去年の 6 月のことでしたが、
一年あまり経ったいま、実用化となりました。

熱発電チューブは、熱電変換素子というものを利用しています。
この素子は、2 種類の金属や半導体を接合して、両端に温度差を作ると
温度の高い所から低い所へ電気が流れる、という現象を利用した素子です。
(こんな現象どうやって見つけるんだろ。)

チューブにお湯を流し、外側をうまく冷やすことで、
発電に使うことができます。
もちろん、二酸化炭素も排出しません。

お湯の温度などの仕様は見つけてないのですが、
直径 1cm、長さ 10cm のチューブを 4 本で、
LED 電球を点灯させる事ができるそうです。

1 本あたりの出力は 4W です。
5, 6 本でノート PC が動くでしょうか。
結構すごい発電量ですよね。

風呂の残り湯やお皿洗いの排水、
工場・ビルの排熱、煙突など、
無駄に捨てられる熱はいたるところにありますよね。

こういうところに熱発電チューブが普及して、
無駄な熱を有効活用できるといいですね!

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