こんにちは、aicoです。
最近、株式会社電通と株式会社平凡社(非上場)の共同プロジェクト
うつくしいくらしかた研究所が提供している、
「くらしのこよみ」という二十四節気と七十二候を紹介するiphone/ipadアプリにハマってます。
一般的な季節の区切り方は1年を春夏秋冬の4つの季節にわける四季ですが、
日本には、さらに区切った二十四節気(立春とか夏至とかよく言いますよね)、
またさらに区切った七十二候という区切り方があります。
つまり日本では1年・365日の間に72の季節があって、
だいたい5日にいちど季節がめぐっているんですよ。
ちなみに今日9月7日から9月12日までは七十二候の43番目の草露白(くさのつゆ しろし)。
二十四節気だと今日、処暑(しょしょ)から白露(はくろ)へと変わりました。
白露とは夏から秋への変わり目の風のない晴れた日、
朝晩の気温が下がり、空気中の水蒸気が冷やされて草木に露が置くようになる状態のこと。
昔の人は、暑さが和らぎはじめたころ、草木におりた露が白く濁っているのを見て
あぁ、夏が終わって秋になったんだな~って感じていたんですって。
まだまだ昼間は暑いですが、
たしかに最近、朝晩は少しだけ涼しい気がしますよね。
ちなみに、白露は消えやすいため、夢や幻と共に儚いものの例えにもなっていて、
歌人として有名な和泉式部はこんな素敵な和歌を男の人へ詠み、送っています。
「白露も夢もこの世のまぼろしも たとへていえばひさしかりけり」
(白露、夢、現世、幻。そんな儚いものでさえ、あなたと逢っているときの短さに較べたら長いものです)
仕事や学校で忙しく過ごしているとあっという間に季節がすぎていってしまいますが、
こんな風に季節が変わっていく様を少しだけ意識してみると、
日々を丁寧に暮らしている気がして心が落ち着く気がしますね。
では、みなさんよい週末を♪