こんにちは。

そろそろ東京は台風の勢力圏に入りそうで、かなりの荒れ模様です。
皆様ご帰宅の際はお気をつけて。

さて、今日は特定規模電気事業者(PPS)についての話題です。
今年の夏も、冷房などの電気需要の高まりから、電力不足が懸念されています。
そんな中で、よく耳にするようになった言葉です。

定義としては、特定電気事業制度により一定以上の電力量を使う需要家への電力の小売りを行っている事業者のことです。
一定以上と言っても、大規模な工場でしか認められないということはなく、マンション単位や学校単位で契約している例もあるそうです。
また、将来的にはさらに小口のユーザへも対応可能になっていくとされています。
なかなか難しいですね^^;
もっと簡単に言うと、いわゆる○○電力(株)とは別の、電気を売っている事業者ということですね!

全国に50ほどあるそうですが、いくつか紹介したいと思います。
・エネット(NTTファシリティーズ、東京ガス、大阪ガスの共同出資)
・ダイヤモンドパワー(株主は三菱商事)
・イーレックス(Nittan eREX Company Limited、日立製作所東芝前田建設工業の共同出資)
丸紅
・新日鉄エンジニアリング(新日本製鉄の子会社)
・サミットエナジー(株主は住友商事)
サニックス
・エネサーブ(大和ハウスグループ)
・JX日鉱日石エネルギー
・F-POWER
・スペクトルパワーデザイン
・日本テクノ
・JENホールディングス(伊藤忠エネクスグループ)

電気料金の値上がりも連日取り沙汰されていますし、先日「分散型・グリーン売電市場」という新しい小口電力取引市場もスタートしました。
ますます電力市場は活発になりそうですね。

ではでは。

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