こんにちは、aicoです。

今日は様々な環境を作り出す会社、エスペック株式会社を紹介します。
エスペックは1961年に日本で初めて環境試験機を開発した会社です。

環境試験とは、電子部品や電気・電子機器、機械部品、自動車部品などの
耐久テストを行うための機械です。

機器や部品を誰が、いつ、どこで、どのような状態で使用するのかは作ったメーカー側はわかりません。

例えば携帯電話は常に持ち歩くものですが、夏の暑い室内や雨の日や冬の大雪の中など
いつ、どこで、どんな状態で使うのかはその携帯を持っている人それぞれです。
もしかしたら極寒の南極、灼熱の砂漠、旅客機に乗って遥か上空で使う、なんてこともあるかもしれません。
とはいえ、 いちいち南極や砂漠に行って正常に動くか検証するなんてことは出来ないですよね。

環境試験機は機器や部品が使われるかもしれない低温の環境、高温の環境、
高温多湿の環境、振動や落下など衝撃がある環境などを
人工的に作り出し、その環境の中で機器が
どんな不具合やトラブルを起こすのかを検証するための機械です。

そんな環境試験機でエスペックは国内60%、アジアを中心に世界30%のシェアを獲得しています。

以前kmonosのコラムでも特集があった小惑星探査機はやぶさの地球帰還。
電子部品の信頼性検査によって貢献した企業にエスペックの名前があることからも、
エスペックが様々な環境を作り出すことで機器と、
それを作るメーカーの信頼性を影からサポートしていることがわかりますよね。

ちなみにエスペック(ESPEC)という社名。
日本の企業でアルファベットの組み合わせの社名というと旧社名の略が多いですが、
ESPECはInternational(国際的な)、Intelligence(知的な)、Progressive(進取的な)というイメージを
語感的に感じられるアルファベットの組み合わせを世界数十カ国で調査し選ばれた造語なんだとか。

では、また明日〜♪

 

 

 

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