こんにちはー!hikaru です。

みなさん、CD-R・DVD-R などの光記録メディア、今でも使っていますか?
僕は昔 (DVD レコーダを使ってた頃) ほどは使わなくなってしまいましたが、
今でもたまに使います。

今日はそんな記録メディアを作っている、太陽誘電株式会社について。
太陽誘電は CD-R を開発したメーカーとして有名です。

太陽誘電は「That’s」というブランド名で CD-R, DVD-R, DVD-RW などを生産しており、
その生産は、子会社である株式会社ザッツ福島 (非上場) により、
一貫して製造されています。

太陽誘電のメディアは、ソニー富士フイルムTDKパナソニック
などへ OEM 供給されています。
kmonos の記録メディア(光ディスク)業界 には、これらの名前が並んでいますが、
ほとんどの会社のメディアを、太陽誘電が作っていたんですね。

さて、CD・DVD の、ROM とか R とか RW とかって、何が違うのでしょう。
ちょっとお勉強してみましょう。

ROM (Read Only Memory) は、読み込み専用で、製造時にアルミの皮膜に
「ピット」と呼ばれる小さなくぼみをあらかじめつけ、データを記録します。
なので、出荷時には既にデータが記録されています。

R (Recordable) は、皮膜の表面に塗った色素をレーザで焼ききり、
色素の有無による反射率の違いで、データを記録します。
CD や DVD にデータを書き込むときに、「焼く」といいますが、
これはこの記録方法から来ています。

RW (ReWritable) は、記録面に、高温からの冷却・低温からの冷却で
結晶構造が変わる素材を使い、レーザーの強さで構造をコントロールし、
結晶の反射率の違いで、記録します。
再びレーザーで記録面を温めることで、一度書いた内容を消し、
もう一度書きなおすことができます。

最近はこういうメディアを使う機会が減ってきましたが、
ブルーレイレコーダなども手頃な値段のものを見かけるようになってきたので、
まだまだ廃れないのかもしれませんね。

それではまた。

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