こんにちは。

国内で行きたい場所というのはいくつかあって、最近では
・北海道の帯広の六花亭本店
・北海道札幌のサッポロビール園
・北海道旭川の旭川動物園
・鳥取県境港市の水木しげるロード

の4か所でしょうか。やたらと北海道に偏っていますが、今日は
水木しげるロードの方のお話です。

最近では、NHKの連続テレビ小説で「ゲゲゲの女房」という、水木しげる氏の
奥様が書いた小説のお話をやっていたので、そこでかなり入場者数も増えた
ようなのですが、このロード、いつできたものがご存知ですか?

それは1993年のこと。けっこう昔ですよね。

衰退した商店街をどうにかして復活させたいと、市役所の職員がこの構想を
練り、1993年の7月に、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪のオブジェ23体の設置を
もってオープンしたのだそう。
当初は一部のオブジェが盗まれたり壊されたり、といった被害もあったそうですが、
その被害を伝える報道などによっても認知度が高まり、2003年の水木しげる記念館の
オープンや、妖怪映画のヒット、前述のテレビ小説などによって、オープン当初
年間2万人ほどだった観光客もどんどん増え、2010年からは2年連続で300万人を突破。
これは、鳥取最大の観光地である鳥取砂丘をはるかに超える人数なのだそうです。
妖怪の数も次第に増え、今は139体の妖怪が出現している模様。

水木しげるロードの素晴らしさは、行ったことがないので想像でしかありませんが、
「あまりお金をかけずに、卓越したアイディアと町の人々の協力によって
ものすごく楽しめる観光地が生まれたこと」かなーと。
もちろん水木しげる氏の才能があってこそ、とも言えるのですが。

大成功のこのプロジェクト、タイアップ事業も盛んです。
JR西日本・境線が、ラッピング車両「鬼太郎列車」(初代)の運行を開始したこと。
2010年現在は「新・鬼太郎列車」(4代目鬼太郎列車)、「ねずみ男列車」、
「ねこ娘列車」、「目玉おやじ列車」が運行中だそう。ぜひ乗りたい!

日本交通が高速バス「キャメル号・鬼太郎バス」(ラッピング車両)を運行したこと。

おもしろいのが、境港市が住民票および印鑑証明書の偽造防止用透かしの図案に
水木しげるの妖怪キャラクターを採用したことなど。
これ、ぜひ見てみたいですねぇ。。

お正月、はちょっと無理そうなので、来年のGWか夏休みくらいには絶対に
行くんだ!と心に決めています。

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