こんにちは。
今日は仕事では今年初の忘年会で、ちょっとわくわくしてます。
私はカジュアルなイタリアンと、懐石っぽい和食が大好きです。
懐石の途中、ちょっとした小さな鍋が出ることがありますが、
今日は、その際に使う固形燃料を作っている会社をご紹介します。
それは、株式会社ニイタカ。
今は使いきりタイプが主流ですが、それまでは一斗缶に流し固めた
燃料を、お店ですくって使うのが一般的だったそうです。
時間がかかる、手が荒れる・・・というユーザーの声を拾い、
小さく切って売り始めたのが同社。
一時期は固形燃料のニイタカと言われていたそうですが、現在では
業務用洗剤に力を入れているのだそうです。
今日のタイトルにもある通り、昔の近江商人が唱えたという商売の理想、
「三方良し」という言葉をご存知でしょうか?
買い手よし、世間よし、売り手よし、というのは、企業が長続きする
秘訣ですが、実現は難しい、と言われています。
値段を下げれば買い手はうれしいけど、売り手は大変だし、世間を見れば
同業他社の足を引っ張ることにもなりかねない。
けれど、ニイタカは現在も、「三方良し」、つまりバランスを大事にして
商売をしているそうです。
そのバランス力を生かして作られた商品が、濃縮タイプの業務量洗剤、
「マイソフトコンク」「スーパーセサラン」という商品。
洗剤を濃縮するとどんないいことがあるかというと、
・運送費と管財が節約できる
→売り手、買い手とも良し
・ゴミが減る
→環境に良し、つまり世間に良し
という事が起こります。
なるほどねーーー。。とすごく感心してしまいました。
利益を独占しようとしたり、面倒を押し付けるだけ、ではなく、
みんながそろって幸せになる道を考えるということが、商売を
長続きさせるこつ、という事なのかもしれないですね。