こんにちは。

昔からなぜか、レモンを使ったお菓子が好きです。
レモンキャンディ、レモンケーキ、レモン果汁を使ったチーズケーキなど。
チーズケーキはよく自分でも作りますが、その際に使うレモン果汁は
レモンを絞ることもあれば、ポッカレモンを使うこともあります。

ということで、今日はポッカコーポレーションの社名の由来のご紹介と、
会社の歴史をざっと振り返ってみたいと思います。

創業者の谷田利景氏が脱サラし、ニッカウヰスキー特約店の酒場「ニッカバー」の
経営をはじめたことから、会社のおおもとがスタートします。
そのバーではカクテルを提供していましたが、当時はレモンの輸入解禁前だったので
レモンの価格が高く、そのためカクテルの値段も高かったのだそうです。
そのため、合成レモンを開発、自分の経営する店でそれを使ったカクテルが
評判となり、合成レモンをニッカバーに納入することになります。
その合成レモンの名前は「ニッカレモン」。

その後、ニッカ以外にも納入先が増えたため、社名変更を検討、
その時代、ちょうどはやっていたニッカーボッカーの「ボッカー」を半濁音に変えて
使用したのだそうです。(ニッカと言葉の響きが似ていたことも決め手になったとか。)

ニッカーボッカー、わかりますか?
いまは、工事現場で仕事する方が着ている、ぶかっとして、裾がしまっている、
あの形のズボンのことです。

ポッカといえば、ポッカコーヒーも有名ですね。
この販売を拡大するため、1973年に冷温兼用の自動販売機を三共電器
(現サンデン)と共同開発し、連続連続加温販売可能な缶コーヒーの製造技術を
世界で初めて開発しました。
その後、同じように連続加温が可能な缶スープの開発も手掛けました。
「じっくりコトコト煮込んだスープ」という長い名前のスープも評判でしたね!
あれ、好きだったな。。。(まだあるけど)

2005年までは東証1部に上場していましたが、その後MBOを実行し上場廃止。
2008年には明治製菓(明治ホールディングスの子会社)と業務提携、
2009年にはサッポロホールディングス株式会社とも業務提携、
そして今年、サッポロホールディングスの連結子会社になる予定ということが
発表されました。
いろいろ動きがあって、これからも目が離せない企業と言えそうです。

個人的にはポッカといえば、コーヒーのCMの柴田恭平さんを思い出しちゃうんですが、
なんか歳がばれる感じですねーー。笑

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