こんにちは。
東京は朝からすごい雨でした……(今は止んでいます)

さて今日は自動車部品、サスペンションのトップ企業である
株式会社ヨロズについて。
ところでサスペンションって知っていますか?
路面の凸凹を車体に伝えない緩衝装置としての機能と、車輪、車軸の位置決め、
車輪を路面に対して押さえつけ、車の乗り心地をよくする機能を
合わせ持つ、自動車には欠かせない装置のことです。

ヨロズの創業は戦前にさかのぼります。
1940年、富士電機製造(現・富士電機株式会社)で有能な技術者であった
志藤六郎氏は、自身の技術とアイデアを実現できる場を求め、24歳のときに
横浜市に志藤製作所を立ち上げ、軍需品の生産を始めます。
その後、1942年に近所の会社、萬(よろず)製作所を買収し合併、
名称を「萬製作所」と変更しました。

1945年の終戦後に、今度は平和産業を、ということで自動車に狙いを定め、
情報収集を始め、1948年に新たに「萬自動車工業株式会社」を設立。
現在の社名「株式会社ヨロズ」になったのは1990年のことです。

優秀な技術者でありながら、目の付けどころも素晴らしかった志藤氏の
影響なのか、ヨロズは今でも素晴らしい部品を作り、数々の表彰実績もあり
(参考:世界のカーメーカーから贈られた数々のアワード
また着実に利益を出している企業でもあります。

そんなヨロズの企業ビジョンは
「小粒な会社でもグローバル規模のエクセレント・カンパニー」。
現在、海外向けの売上が6割以上とまさにグローバル企業。
これからの発展も楽しみです。

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