こんにちは。
大学院1年のインターンです。
今回は企業の合併について書きたいと思います。
6月1日、鉄鋼業界国内1位の新日本製鐵株式会社と
3位住友金属工業株式会社が公正取引委員会に合併の申請を行いました。
合併が実現すれば世界3位の大企業が誕生するそうです。
日本の鉄鋼業界は、資源メーカーに対して発言力が弱く、
高コストな生産を行ってきました。
規模が大きくなれば、発言力も増し、低コストで調達できるため、
私たちの日常生活にもプラスになるはずです。
鉄鋼に限らず、今まで日本のメーカーは高い技術力を持ちながら、
国内市場で疲弊し、国際市場で追い越されるようなケースが相次いできました。
代表的なのが、テレビ用の液晶パネルです。
かつては、シャープ株式会社などの日本企業が圧倒的なシェアを誇っていましたが、
国内市場ですり減らしている間に韓国企業のサムスン電子やLGに
抜かれていきました。
今後、合併は進み業界再編が進むことが予想されます。
そのため、合併が進むと新卒者の採用も当然減ります。
しかし、日本の「就職活動」は、「就社活動」になっていることが現状です。
このような社会の構造が劇的に変わっていく現代において、私たちは
学生時代から能力を磨いて就職活動に臨む必要があると思います。