こんにちは!
今日も代打の翔太郎です。
さて、生協(日本生活協同組合連合会、CO・OP)に代表される
食品宅配サービスが最近少しずつ世間に浸透してきているようです。
株式会社富士経済が2009年に出した食品の宅配市場の調査
「食品デリバリー市場の実態と将来展望 2009」では、
特に注目されている市場として
- ネットスーパー
- オフィス菓子サービス
- ウォーターサーバー宅配
- 有機野菜・特別栽培野菜宅配
が上げられていました。[参考リンク:食品の宅配市場の調査を実施]
オフィス菓子サービスは江崎グリコ株式会社の「オフィスグリコ」が有名ですよね。
弊社にもいつか導入していただきたい。。。
ウォーターサーバー宅配についても最近は企業・個人問わず、
周りでよく見かけるようになりました。
熱湯もすぐに出すことができ、便利ですよね。
これは弊社にも導入済みです。
最後の有機野菜・特別栽培野菜宅配ですが、上の記事によると、
1975年に大地を守る会が「農薬の危険性を100万回叫ぶよりも、
1本の無農薬の大根を作り、運び、食べることから始めよう」
をもとに活動をスタートさせた、と書いてあります。
また、NPOからスタートさせこの仕組みを全国展開させたのが
環ネットワーク株式会社(現:らでぃっしゅぼーや株式会社)です。
社長はキューサイ青汁株式会社(現キューサイ株式会社)で開発部次長を務めるなどの経験を経て
2000年から代表取締役社長に就任された、緒方大助さん。
あるインタビューでは「我々は食べることで命をつないでゆきますが、
つないでいるのは今この時の命だけではなく、将来にわたる命、
ひいては次世代の命でもあります。食べ物は生命そのものなのです。」
と語っておられました。[参考リンク:語る | dff.jp]
また、宅配にこだわった理由として
「量販店に販路を求めると低価格、規格化、量産化が条件になるが、
手のかかる有機・低農薬農産物や無添加食品を提供するためには
生産者と消費者をつなげる宅配事業が最適。」と答えていらっしゃいました。
[参考リンク:この人に聞きたい:第126回(週刊冷食タイムス:08/01/22号)]
こうして大きな志と、それを実現するための具体的な戦略を
同時に考えられる経営者だからこそ、NPOからスタートし
上場企業に進化させることができたのですね。
最後に、この少し変わった社名の由来ですが、
ちゃんと企業情報ページに書かれていました。
是非ホームページに行って、見てみてください!