普段食べているお肉やお魚ですが、その生産過程では飼料が必要不可欠なものとなっています。
日本の飼料生産量は年間約2500万トンもあるそうで、国内の豚肉の年間生産量が約90万トン、牛肉は約30万トン、鶏肉は約170万トンであることと比較すると、その生産量の莫大さが実感できるかと思います。
今回はこの飼料の売上、販売量が国内トップのフィード・ワン株式会社を紹介いたします。
フィード・ワンは2015年に協同飼料、日本配合飼料、フィード・ワンホールディングスの3社が合併して誕生した会社です。
畜産・水産を事業基盤としており、食品事業も展開しています。食品事業は自社の飼料を利用した畜産物を販売しているそうです。
海外への展開も進めており、ベトナムには双日との共同出資で双日協同飼料会社を設立しています。ベトナムは豚の畜産が盛んな地域で、アセアン内でトップ、世界でも第7位の市場となっています。
7大商社の一角である双日と共同で事業を行っていることから、その市場への将来の期待が感じ取れますね。
世界的に見ると人口増加が進んでいる現代、世界で食糧生産に携わる企業は今後さらに成長していきそうです。