遊びじゃないVR

| 小ネタ! |

約一年前、FacebookがMetaに社名を変更し、メタバース事業に向けて大きな投資を始めました。メタバースとはインターネット上に構築された3次元の仮想世界のこと。私たちはアバターと呼ばれる自分の分身を介して仮想世界を楽しむことができます。Facebookが事業の舵を切って以来、メタバースについてのニュースを見かけることが増えました。

メタバース自体はスマートフォンやPCなど、様々な機器を通じてアクセスできるものです。しかしメタバースと聞くと、やはりVR(仮想現実)を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。今回ご紹介する企業は、そんなVRを事業の一つとする株式会社理経です。

メタバースやVRというと、ゲームやチャットなど娯楽用途で使われるイメージがあるかもしれませんが、理経はソリューションとしてVR向けのCG制作を行っています。
例えば臨場感のある災害時シミュレーションVRは、体験者の防災意識の向上に役に立ち、様々な企業や自治体、官公庁に導入されています。
またリアリティのある仮想空間は、自動運転などのAIの学習のためにも使われるんだそうです。

現実世界ではそう簡単には出来ないことをVR空間に再現し、その結果を現実へと持ち帰る。メタバースをそれ単独で独立した世界ではなく、現実世界との関係性の中で存在する世界なのだと意識すると、少し違った見え方ができるかもしれませんね。

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