自動車には安全装置としてシートベルトやエアバッグが搭載されています。
いざという時にはシートベルトは固定され、エアバッグはガスの充填がされるなど、瞬時に凄まじい効力を発揮します。
これらを実現するためには、シートベルトを引き込む装置やガスを送り込むためのガス発生装置が必要とされており、日本化薬株式会社はこれらの装置で世界でトップレベルのシェアを誇っています。
日本化薬は上記のようなセイフティシステムズ事業以外にも、機能化学品事業で接着剤や表面保護剤でも世界で高シェアを誇るほか、医薬事業、化学品事業の大きく4事業を展開する総合科学メーカーとなっています。
日本で初めてダイナマイトを製造した会社でもあり、昔から化学品の製造に長けていることが伺えます。
最近ではドローン用の緊急パラシュートシステムの製造販売を始めているようで、将来は産業用として需要が増えるであろうドローンの安全装置に期待が高まっています。
昔から現在に至るまで常に時代に最先端を走っていることが感じられますね。
今後、時代の先を行く興味深い製品がまだまだ開発されていくような気がするので動向に注目していこうと思います。