コンビニで1本のお茶を買ったとき、ぼんやりしているとレジ袋に
入れられてしまうことがあります。
まあ、いいといえばいいのですが、ただすぐに捨ててしまうのに
わざわざ入れてもらうのはもったいないなあ、と思って、
わりと断る方です。が、あれこれといろんなものを買うときにはやっぱり
入れてもらいます。
スーパーマーケットにも、比較的マイバッグを持っていきますが、絶対!
というほどではなく、レジ袋がほしいとき(たまにあるのです)にはわざともらうし、
単純に袋がない時にも、レジ袋は便利です。
私はそんな感じなので、みんなもそうじゃないかな、と考えているのですが、
そうでもないのかしら。
『エコ』という言葉が浸透したせいか、レジ袋は悪者にされがち。
と思えば、レジ袋は石油製品だけど、本来捨ててしまう石油で作られるから
環境に悪くない、とか、マイバッグを量産する方が環境に悪い!とか、
マイバッグ利用によって万引きが発見しにくくなって店は大打撃!とか
いろんな意見があって、その都度、何が正しいのかは考えていかなければ
ならないのですが、とにかく、レジ袋が完全に必要無くなる日は、
今のところ、まだまだ来なそうですね。
このレジ袋の国内消費量は年々減ってきていて、2003年の37万トンがピークで
今は33万トン程度なのだそう。
大変な事態なのかと思いきや、実は消費量が減る中でも、国産のレジ袋は
品質が評価され、シェアがあがっているので、出荷はむしろ上向きなのだとか。
国産のレジ袋のこだわりは
・薄さと丈夫さ。薄くても簡単に破れては元も子もないですもんね。
・取っ手のカーブの形まで細かく検証し、使い勝手にこだわり。
・くっついて開きにくくならないよう、静電気防止加工も
などなど、細部にわたっています。
レジ袋を作っている大手のメーカーは、福助工業(非上場。ストッキングの福助とは
違います)、スーパーバッグ(紙袋の最大手でもあります)、
中川製袋化工業(非上場)の3社。
今後も、苦境の中でも改善を重ね、製品力で勝負する日本企業の努力を
見つめて行きたいと思います!
あ、でも、やっぱり必要無い時にはちゃんと断りますけどねー。