学生時代生物学を学んでいたのですが、生き物は思ったよりも過酷な環境でも生きられるものだな、とよく関心していました。
中でも驚いたのが、光合成をする生き物の仲間である微生物が光の全く届かない地中の奥深くから見つかったという話でした。
当然光が当たりやすいところを好む生き物だと思っていたので、衝撃を受けたことを覚えています。
本日は、そんな地中を深くまで掘り進める日本海洋掘削株式会社についてご紹介します。
日本海洋掘削は、依頼を受託して油田や天然ガス田を取り出すために海底を掘削する企業です。
なんでも、海洋掘削サービスを提供するいわゆるOffshore Drilling Contractor(海洋掘削専門企業)は日本海洋掘削が日本で唯一の企業だそうです。
海底を掘削するための装置をリグと呼ぶそうですが、日本海洋掘削の運用するリグは最大9,000mの深さまで掘削できるそうです。
エベレストの高さを超える、と考えると相当な深さです。
前述の微生物は深さ600mの深さで発見されたそうですが、9,000mのところにもひょっとするといるのかもしれません。
日本海洋掘削の力を借りて調査してみたいです。