見せ方ひとつで

| 小ネタ! |
最近友人に誘われて美術館や博物館に行くことが増えました。
これまで行っても年に1,2回程度だったので気に留めなかったのですが、作品の展示の仕方にも色々あるんですね。
展示されているもののサイズや種類によって照明の暗さが異なったり、部屋の広さが違ったり、作品だけでなく作家の人間性に焦点を当てていたりと違いがあるようです。
こういった工夫により、作品のみでなく展示全体として楽しめるようになっているんでしょうね。
株式会社乃村工藝社は、そういったディスプレイ企画業界における最大手企業です。
上記のような文化施設だけでなく、商業施設、娯楽施設などにおける企画、設計、制作、運営を総合的に提供しています。
乃村工藝社自体の創業は約120年前(明治時代)にさかのぼります。
はじめは芝居の大道具を提供する企業として創業し、菊人形という当時の大衆の娯楽を大規模な装置と仕掛けを用いてアップデートし、全国興行を行ったことで名が知られるようになりました。
創業初期から企画デザインと運営を行っていたとのことで、120年の歴史に基づいたサービスには説得力があります。
最近では浜松城の展示エリアのリニューアルを行ったようで、立体地図と動画を組み合わせた展示など、変わった展示もされており面白そうです。
ところで、浜松城の歴代城主は江戸幕府の重役に出世した人が多いらしく、「出世城」と呼ばれているそうです。
出世したい方は浜松城に行って、展示エリアで知見を深めてみてはいかがでしょうか。

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