こんにちは。
今回は日華化学株式会社を紹介しつつ古紙の再生利用についてお話したいと思います。
ごみの分別をするときに古紙として出すものと言えば段ボール、新聞紙や雑誌が思いつきますよね。
これらの古紙を再生利用する際に、水の中で古紙をくだき再生パルプを作り、それをまた紙へと戻します。このとき、印刷インクを取り除く必要が出てきます。
そこで使われるが脱墨剤と呼ばれるものです。ですが、省エネで生産性の高いことから増加しているUV硬化型インクの登場により従来の脱墨剤では取り除くのが困難な場合があるようでした。
日華化学株式会社の凄いとこはこのUV硬化型インクを取り除くことができる革新的な脱墨剤を作ったことです。
また後工程でも薬剤の使用量を少なくすることで、リサイクル工程のコストダウンにつながっているようです。
UV硬化型インクのメリットを生かし、デメリットを無くしたこのような研究はとても価値がありますね。