こんにちは。
社会人になってから定期的なランニングを続けてはいるんですが、全身運動ではないのでどうしても体、特に上半身がなまってきている気がします。振り返ってみると、幼稚園~小学校は外で元気に遊び、中学・高校は部活でしっかりとトレーニング、大学では真面目に取り組むサークルにはいっていたおかげで、運動には苦労しませんでした。実際に運動をしようと思っても、平日はなかなか時間が作れないのでどうしても運動不足になってしまいます。
本日は、「子供の運動」を中心にビジネスを展開する「幼児活動研究会株式会社」を取り上げたいと思います。同社は、幼児活動研究会では園児・小学生への体育指導や、子供向けスポーツクラブの運営、旅行企画および手配業務、幼稚園・保育園経営コンサルティング等、子供に携わる幅広い事業を行っています。幅広い業務の中でも中心となっている園児・小学生での体育指導は、事前にクライアントとの打ち合わせを行い、方針に応じた独自のカリキュラムを作成して当日に臨むようです。実際の指導では、子供たちが楽しくこなせることを軸に、準備運動(アップ)から技術指導、整理運動(ダウン)までをしっかりと行う徹底ぶりです。公立の幼稚園・小学校ではこうした外部サービスを利用する例はあまり聞かないので、私立向けのサービスにはなってくると思います。私立校は園児・生徒獲得のために様々な特色でアピールする機会も多いでしょうから、こうしたサービスと連携して「運動」という特色を打ち出すのもいい広告になりそうだと感じました。同社は1972年の創業以来、確実に規模を拡大し今では全国に50を超える支部を展開するまでになっています。こうした成長には、ニッチな分野ならではの需要と、児童教育に対するナレッジの積み重ねが感じられますね。
本日は、教育ビジネスを取り上げてみました。個人的には、児童教育=ビジネスというイメージがわかない面がありましたが、こうした事例を知ると、一定の需要があるあたり、安定したモデルなのではないかと思いました。ITリテラシーが低いとされている日本ですから、IT教育に特化した指導ビジネスで小学校に売り込む、なんていうのも面白そうです。