こんにちは。
毎日のようにIoTに関するニュースがあって、どれも面白そうではあるのですが今日はサン電子を取り上げます。
サン電子は本日「おくだけセンサーソリューション」の展開を始めました。「おくだけセンサーソリューション」は子機が温度・湿度・照度・加速度・磁気情報を取得、子機が収集したデータを親機がサーバへ送る、という構成でIoT化を実現します。
契約方法にはオンプレタイプ(買い切り)とクラウドタイプ(年間契約)の2種類があり、クラウドタイプだとこの契約だけでIoT化の実現が可能です。
IoTに必要な3つものとして、
- センサー
- ネットワーク
- サーバ(クラウド)
がよく挙げられます。クラウドタイプはその3つを揃えています。
IoTありがちらしいのがセンサーの電源問題です。近くに電源がないために延長コード(ドラム式)+発電機を用意する羽目になった、という話があるほど。。
センサーへの電源供給の根本的な解決は難しそうではありますが、サン電子のおくだけセンサーはボタン電池を使用、外部電源不要で約1年稼働するとのこと。クラウドタイプだと更新時期近辺になるので忘れることもなさそうですね。
外部電源か電池か、根本的な解決は難しそうではありますが、最近は存在感の薄い「透ける電池」をNTTが開発したり、太陽電池による発電で電池不要の貼れるビーコン「パルサーガム」を富士通が提案したりと、様々な試みが見て取れます。
どこに落ち着くのか、落ち着かず常に変化し続けるのか、注目していきたいと思います。