こんにちは。
陸運・海運ときたので本日は空運業界行ってみたいと思います!
ということで本日取り上げるのは株式会社パスコです。
空運業界で調べてみて出てきた企業なのですが、「空運」というより「測量で得た空間情報」を生かした事業を行っているような印象です。
ルーツをたどってみると、1953年の創業時は「パシフイック航空測量株式会社」だったのでそもそも測量を主たる事業とする企業であることがうかがえます。測量業界で初めて東証一部へ上場した企業で、業界をリードするような存在のようです。
そんなパスコの事業ですが、空間情報の
・収集・分析
・利用
の二本を立てているとのこと。
空間情報の収集は人工衛星・航空機・自動車等を用いているそうです。航空機からナローマルチビーム探査システムなるものを用いることで3Dの水中地形データを得ることもできるとのこと。水中の空間情報まで調査しているとは驚きました。
得た空間情報から物流・輸配送の効率化、地域分析等を行えるそうです。個人的に一番感動したのは企業向け帰宅支援マップサービスです。
災害により自分の足で自宅まで帰らなければならなくなった時に、避難施設やコンビニ、帰宅支援ステーション等の災害時に役立つ施設情報を表示してくれる代物です。いざというときに助かるサービスだなと思います。