会社で、相変わらずUFOキャッチャーが流行っています。
今日も会社に行ったらチョコレートやラムネが山積み。。。
なかでも評判だったのがチロルチョコのホットケーキ味!
中はビスケットになっていて、バターとメープルシロップの香りが
漂ってきます。
そういえばチロルチョコってずいぶん昔からありますよね。
チロルチョコは1962年に松尾製菓株式会社から発売されました。
当時の社長、松尾喜宣氏は、貧しい家庭の子供でもチョコレートが食べられるよう
チロルチョコの値段ははじめから10円に決めていたのだとか。
でもチロルチョコの大きさのチョコレートは原価だけで15円かかってしまうため、
中をヌガーにして原価を下げたのだそうです。
(注:当時のチロルチョコは今よりも大きいサイズでした)
チョコレートはカカオの割合によって、チョコレート、準チョコレート、などと
種類が分類されていますが、チロルチョコは規格は「チョコレート」で、かつ
原価もおさえられるよう、ヌガーの量とチョコレートの量にこだわって作ったのだとか。
ただ、現在販売されている様々なフレーバーのチロルチョコは「準チョコレート」の
ものが多いです。
いまでは、チロルチョコの企画、販売はチロルチョコ株式会社が行っていますが、
製造は変わらず松尾製菓株式会社なのだそうです。
チロルチョコはその知名度の高さから、コンビニごとに限定商品があったり、
他の企業とのコラボ商品などもあります。
変わったところでは、ダイドードリンコとのコラボで「チロルチョコドリンク」、
また、学研メガミ文庫(学研ホールディングス)の
「ミラクルチロル44」(外部リンク)では、チロルチョコが重要な小道具として
作中に登場し、チロルチョコ株式会社からも公認を受けているのだとか。
小さなチロルチョコですが、調べるといろんな逸話が出てきて
おもしろいなーーと思います。