こんにちは。
昨日、東海道新幹線の車内で火災が起きるというニュースがありました。
新幹線で初の火災事故だそうです。
乗客からは「何が起きたかアナウンスが無かった」という声もあったそうで、今後は予想外の事態に備えた対策や訓練が必要なのではないでしょうか。
東日本大震災の際に話題になりましたが、オリエンタルランドが経営する東京ディズニーリゾートでは、そういった最悪の事態を想定した対策がされているそうです。
地震発生当日は、地震が発生した40秒後には園内アナウンスが入り、30分後には地震対策統括本部が設置されるという迅速な対応でした。
また、あるキャストは売り物のぬいぐるみを防災ずきん代わりに使ってくださいと指示を出したり、売り物のお菓子を配ったりと、マニュアルにはないキャストの行動も素晴らしいものでした。
そしてキャストの方々は終始笑顔で対応されていたそうです。
ディズニーランドより早く安全確認ができたディズニシーにゲストを誘導するにあたり、従業員専用通路を使って移動したという、今までには絶対になかったことも、ゲストの安全を第一に考えた判断でした。
ディズニーリゾートでは年間180回防災訓練を行っており、園内には24時間体制で2台の消防車を配備、また、5万人が3~4日過ごせるだけの非常食も常備されているそうです。
他の施設でもこういったいざというときのための対策が行われていれば安心して利用できますね。
まさに「備えあれば憂いなし」です。
来年には三重県でサミットが開催されますし、2020年にはオリンピックが開催されるので、公共交通の危機管理体制の見直しの必要があるかもしれません。