テストのデジタル化

| 小ネタ! |

こんにちは。18fefd66e684003e597da1252104af12_s

大日本印刷と日本マイクロソフトが、学校で行われているテストのデジタル化を目指すプロジェクトを開始するそうです。
具体的にテストとは、小テストを指しています。
現在紙媒体となっている小テストのデータを、Word用のデータに変更することで、デジタル化を進めていきます。

全然知らなかったのですが、小中学校では2020年までにタブレット端末が1人1台配備される予定となっているんだそうです。
最近、進研ゼミにタブレット端末が付くと知って驚いたばかりなのですが……。
近年はアナログ形式がデジタル形式に代わる速度が速いなぁと実感しています。

以前、「学校・大学といった教育機関で使用される紙の量が多すぎる」という問題が起きているとネット上で話題になっていました。
確かに私も、小中高大の全てで、プリントの量が多くて処分に困った記憶がありました。
テスト・小テストも一時的に取ってはおくのですが、結局見なかったり、どこに保管したかもわからなくなったりしました。
また、プリントの量が多すぎて、大事なプリントを探すのも大変でした。

このため、学校で配布されるプリントのデジタル化には大いに賛成ですし、
今回のプロジェクトもそれが目的なのかと思っていました。
しかし、主な目的は違いました。

このプロジェクトではテストをデジタル化することにより、
生徒個人・全体の理解度や、正誤情報を即時に把握できるようになります。
また、解答にかかった時間や途中経過などもデータとして取得できるため、
「正解していても時間のかかった問題」といった情報も得ることができます。
また、データ化することにより、学校全体で学習状況が把握できる利点もあります。

以上のことから、紙の消費量を削減できるだけでなく、
生徒一人一人に適した指導を行えるようになるプロジェクトだとわかりました。
このプロジェクトが完成して、学校教育が進歩するといいな、と思います。

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