任天堂ゲーム機の推移

| 小ネタ! |

こんにちは。400px-Gw_donkeykong_trans

1980年の今日4月28日は、日本初の携帯ゲーム機である、
任天堂の「ゲーム&ウォッチ」が発売された日です。
ちなみに、世界初の携帯ゲーム機はアメリカのおもちゃメーカー「マテル」が開発した、
「マテル・オート・レース」なんだそうです。
マテル社はバービー人形で有名な会社です。

しかし、同じ携帯ゲーム機とはいえ、この二つは大きく異なっています。
ゲーム&ウォッチは、本体の真ん中にスクリーンがあり、両側にボタンがあります。
対してマテル・オート・レースは、本体の右に縦長のスクリーンがあり、左に電源と上下に動くつまみがあるのみです。
そして名前の通り、縦スクロールするレースゲームしかプレイできません。
ただ、初期のゲーム&ウォッチは十字キーが無く、丸いボタンしか無かったので、
ゲーム&ウォッチが特に優れていたとも言えません。
1982年発売のドンキーコングで、ゲーム機史上初めて十字キーが採用されたそうです。

また、ゲーム&ウォッチといえばレトロな色合いの板といった見た目が有名ですが、
なんと上下に2画面ついて、さらに折り畳み式になっているものもありました!
現在のDSシリーズのデザインは、既にこの頃からあったのですね……。

ゲーム&ウォッチは発売2年で900万台を売り上げ、最終的に1300万台の販売数となりました。
次世代のゲームボーイは3300万台売り上げていますので、かなりヒットしたことが伺えます。
比べるとゲーム&ウォッチの方が販売数は少ないですが、
これでも当時大赤字であった任天堂が超黒字になるほどの大ヒットでした。

そのまま、任天堂携帯ゲーム機の、日本での販売数を追ってみました。(Wikipedia調べ)
ゲームボーイ以降は最高売上げソフトの記述もあり、面白いので載せています。

ゲーム&ウォッチ:1300万台
ゲームボーイシリーズ:3300万台(テトリス 430万本)
ゲームボーイアドバンスシリーズ:1700万台(ポケモンエメラルド 210万本)
ニンテンドーDSシリーズ:3300万台(Newスーパーマリオ 650万本)
ニンテンドー3DSシリーズ:1800万台※(とびだせどうぶつの森 450万本)
※2014年12月までの販売数

いかがでしょうか?
ゲームボーイとニンテンドーDSで大ヒットしているかよくわかりますね。
最高売上げソフトは単独では上記のものなのですが、
ポケモンの2バージョンを合わせるとダントツで一位になるハードが多かったです。
ポケモンは今後も、任天堂の主力となるゲームシリーズになると思います。

私はちょうどゲームボーイの世代なのですが、
アドバンスになったときのグラフィックと音の進化っぷりには本当に驚きました。
後はゲームボーイカラーで色が付いたときですね……。
調べながら、当時の感動が蘇りました。

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