デバイスの革命

| 小ネタ! |

 こんにちは。IoT すべてのものがインターネットにつながる。

 最近米アップルが開発するアップルウォッチの発表があり、いよいよウェアラブルデバイスが現実味を帯びてきたと感じています。つい数年前までは時計から電話ができたり、運動などの補助をパワードスーツが行うなんてアニメや映画の世界の話だと思っていたのですが、もう間近にそんな世界がやってきているのですね。昔ある人が人間の想定できる範囲内のことは実現可能である、というような事を言っていたのを思い出し、確かにそうかもしれないと一人で納得していました。

 さて、そんなウェアラブルデバイスを開発している企業ですが、日本だとまずソニーソニーが
ウォッチ型端末で期待されている企業第一位、カシオも3位にランクインしています。ソニーはグラス型の端末についても
日本で3番目に期待されている企業ですね。時計もメガネもグーグルやアップルへの期待が強いようで、
やはりAndroidとiOSの力は強力であることを思い知らされます。

 しかし、ウェアラブルデバイスは何も時計とメガネだけではありません。日系企業のCYBERDINEは
「HAL」と呼ばれる世界初のサイボーグ型ロボットを開発しています。身体にHALを装着することにより、
体の不自由な人をアシストしたり、脳、神経系への学習をアシストすることも可能となる優れたデバイスです。
これまでの医療現場や作業現場の常識をひっくり返すだけの力を秘めたウェアラブルデバイス、HALですが、
上場したのは2014年3月と、つい最近のことです。しかしながら資本金の規模は160億円超え
ということで、いかにウェアラブルデバイスが新しく、また期待されている産業なのかが伺い知れます。

また不動産賃貸などで有名な「HOME’S」を運営しているアクシス株式会社は「ワラッテル」という
デバイスを発表しています。このワラッテルは装着者の咳や会話、それから加速度センサによる体の動きを
遠隔地のPCやスマホに送信するデバイスです。これにより、子供やご年配の方に装着しておくことで
離れた場所から安全確認を行うことができるようになります。住宅を紹介するだけでなく、住宅紹介を
終えた後の生活のサービスまで提供するということで、個人的にはこのサービスを不動産業者が開発している
というところに注目しています。不動産なら家を購入後の暮らしのための、スポーツ用品ならば購入後の運動の
サポートのためのサービスをクラウドやウェアラブルデバイスによって実現するという事がスマホとPCが
広く普及したこれからの時代に求められるカスタマーサービスなのかな、と感じました。

これらのデバイスと、指紋認証などの生体認証サービスの質の向上により、さらに便利なものに
化けると思います。まさしくすべてのものがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)
という社会の到来ですね。

これだけ紹介してきましたが、Apple社製品が好きな私はまずはアップルウォッチの発売を待ちたいと思います。

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