こんにちは。

先日、ブラジル沖の大西洋で、陸地の痕跡とみられる花崗岩が見つかったというニュースがありました。
アトランティスか?なんて騒がれていましたが、その痕跡を発見したのは、日本の潜水調査船「しんかい6500」です。

今日は「しんかい6500」について少し掘り下げてみたいと思います。

1989年1月19日、三菱重工業神戸造船所で進水式がおこなわれました。
神戸造船所は、深海潜水調査船をはじめ、コンテナ船、潜水艦など高付加価値船の建造を得意としています。
その名の通り、6500Mまで潜航することを目標に造られたそうです。
地震を引き起こすプレートの調査が重要視されており、それを観測するためには6500Mまで潜る必要があるのだとか。

もう24年も潜水調査を行っているんですね。
ただ、常に改造は行われているようで、性能はどんどん向上しているようです。
2002年に「しんかい2000」が引退してからは、日本唯一の大深度有人潜水調査船として活躍しています。

また、映画に出演(?)したこともあるそうです。
東宝のゴジラ2000ミレニアムと日本沈没に登場しています。
あれがしんかい6500か!と思い当たる人も多いのではないでしょうか。

現在は2013年1月5日から続いている、世界一周航海「QUELLE 2013」の途中です。
11月下旬まで、世界を航海しつつ調査を行う計画とのことなので、これからまだまだ新発見があるかもしれません。
以前小惑星探査機「はやぶさ」について小ネタに書きましたが、海に空に日本の技術力は大活躍です^^

今日はこの辺で。
ではでは。

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