こんにちは。hikaru です。
環境省によると、
東日本大震災で発生した災害廃棄物の
総量 1802 万トンのうち、10/19 時点で処理されたのは、
494 万トンなのだそうです。
災害廃棄物はできるかぎり分別され、
リサイクルされていますが、
リサイクルできない混合廃棄物「がれき残渣」があります。
このがれき残渣は埋め立て処分されていますが、
がれきの処理場の不足が問題となっています。
そんな中、大林組が、がれきを固めて再利用する、
「アップサイクルブロック」を開発しました。
がれき残渣は、コンクリート、木材、ゴム、
金属、土砂、プラスチックなどが混合しており、
ただ固めるだけだと、有害物質が溶け出してしまったり、
がれき残渣の成分のムラによって、
品質にバラツキが出てしまいます。
固める際にいろいろ処理を施すことで、
これらの問題を防いでいるようです。
このブロックを使うことで、
がれきを処理場に運ぶのに比べ
コストを 1 割程削減できるそうです。
国土交通省もこのブロックの開発に補助金を出しています。
はやく復興が進むといいですね。