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日本は世界の工作機械業界で高いシェアを持つ国であり、海外で活躍する工作機械メーカが数多く存在しています。

工作機械には様々な種類があり各メーカーが得意としている分野も分かれていますが、板金部門でとりわけ目立っている会社があります。

今回は国内板金部門の市場シェア7割、世界シェアでもトップレベルを誇る株式会社アマダを紹介いたします。

アマダは日経平均株価の構成銘柄で、板金機械分野のリーディングカンパニーです。

株式会社アマダを筆頭とするアマダグループは約90の企業で構成されており、工作機械の製造・販売だけでなくメンテナンスやソリューションサービスも展開しています。これによりアマダグループは工作機械を中心とした総合力をもったグループとなっています。

工業分野は景気動向の影響を受けやすい分野ですが、アマダはメンテナンスなどの需要が途切れない事業も手広く手掛けることから安定した成長が実現できています。

直近ではコロナの影響により売り上げが落ちてしまっていますが、現在はそこからも回復しており売り上げは順調に増加、経営状態も良好です。

また海外での売上が過半を占めており、工作機械の市場は順調に成長すると見込まれていることから市場の成長にも参加することができると思われます。

拡大する市場で活躍できるグローバル企業には、かなりの期待が持てそうですね。世界に誇れる日本企業には今後も成長を続けて欲しいと思います。

お正月といえば

| 小ネタ! |

もういくつ寝るとお正月~♪

今年も残りわずかとなり、ぼーっとしているとあっという間に新年になる頃合いです。
新年になると、初詣や、初日の出、福袋など色々することありますが、やっぱりおせち、お雑煮、お餅は欠かせません。
ただ、食べていると正月太りしてしまうため、運動しないといけませんね。

ということで今週はサトウ食品株式会社について紹介いたします。

こちらの会社はサトウの切り餅、サトウのごはんなどを製造、販売しています。

皆さんご存知のサトウの切り餅は、サトウ食品が餅業界として初めて1切れごとに無菌化包装技術を開発により、1983年に誕生しました。そして、この技術を応用し、1988年に業界で初めて無菌包装のご飯のサトウのごはんが誕生しました。

お餅は家庭で作る機会はないため、毎年この季節になると切り餅を食べていますが、パックご飯は一人暮らしのご家庭や、すぐにご飯を食べたいときに有難い存在です。

それでは、良いお年を。

見分けるチカラ

| 小ネタ! |

ここ数年で一気に電子決済が普及しましたが、紙幣や硬貨だってまだまだ現役。紙幣を数え、計算し受け渡すやりとりで生じる手間は無視できません。この手間が問題になるのは大量に現金を扱うお店側ですが、買い物客側の私もついお釣りが区切りの良い金額になるように計算して支払いをしてしまいます。

、、、と思ったのですが、最近では現金による買い物も以前ほど手間ではないことに気が付きました。多くのチェーン飲食店では券売機が導入されていますし、コンビニに行くとレジには自動釣銭機が置いてあります。
今回ご紹介するグローリー株式会社は、そんな風に貨幣処理を自動化してくれる機械を販売している企業です。

グローリーの貨幣処理機が活躍するのは小売店だけではありません。小売店の比ではない金額を扱う銀行や、カジノなどでも活躍しています。国内における貨幣処理機の70%ものシェアを占めており、現金が関わるあらゆるところにグローリー製品の姿が見られます。

お金を数えること自体は自動販売機でもずっとやってきたことなので簡単に思えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。重なった大量の紙をちゃんと一枚ずつ分離して数えるのは人の手でも難しいことですし、硬貨や紙幣が汚れていても正しく選別する必要があります。扱う紙幣の枚数が多くなると、処理の速度も重要になってきます。お金そのものを扱うシビアな世界で高いシェアを誇っている背景には、それだけの技術力が存在しているんですね。

このような高い技術力は、分野を超えた活躍を可能にします。例えば選挙の開票作業。投票用紙に書かれた手書きの文字を読み取り、候補者毎に分別し、集計まで行ってくれるんだそうです。
もし今後現金離れが進んでも、グローリーのような企業は活躍し続けられそうですね。

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