こんにちは。
本日のネタ探しでは、日本のIoTの考え方と、欧米・中国でのIoTの考え方の違いについての記事を見かけました。
IoTといえば、あらゆるモノをネットに繋げるための技術やその行為そのものを指しますが、中国や欧米では、「ネットの機能を拡張するために、新しいモノを作る」ような発想が多いらしいです。一方で、日本のIoTは、「ハード・モノの機能を拡張するために、ネットと繋ぐ」ような発想のものが多いとか。インターネット、つまり情報の方に比重のある前者の考え方は、「軽いIoT」と呼ばれ、情報の中から小さなニーズを見つけだし、問題解決のために最小限のモノを作るスタイルです。後者の考え方は「重いIoT」と呼ばれ、比重がハードにあるために、実験・試行が遅くなりがちです。記事の中では、これが原因で日本のIoT製品が再びガラパゴス化しないか不安視されていました。
というわけで、今日は京セラ株式会社を紹介したいと思います。
京セラは、ベンチャー起業と連携して技術革新を目指す、オープン・イノベーションと呼ばれる取り組みのための拠点を、中国の深圳に開設しました。深圳は、上で述べた軽いIoTの中心地です。IoTへの注力も大きい企業ですし、新しい流れを掴んでくれそうですね。