都道府県縛りをするつもりでおりましたが、気づいたら連想ゲームの様相を呈してきました。
都道府県縛りは地理的に近い企業の関係性が見いだせるのでは、という気持ちで始めてみたものの(それはそれで面白そうではあるのですが、)取り上げた企業と関係のある企業を見つける方法がわからず・・・という感じで正直避けておりました。
改めてどうしたらわかるのか、と調べてみたところ有価証券報告書を見てみると主要な取引先がわかるとのこと。もっと早く知っていれば・・・!!な情報でした。就活をちゃんとやってたら知っているのかもしれません。。
ですが、これは「主要な取引先」がわかるにとどまり、(それでも十分うれしい情報ですが)「同じ都道府県内の企業」であるとは限りません。
都道府県を取ろうか主要取引先を取ろうか少々悩みましたが、ものは試しということでしばらく有価証券報告書をもとに主要取引先を調べてみようと思います。
有価証券報告書を見る事自体は初めてではありませんが、読むことは初めてです。ということで今日は昨日取り上げました株式会社デンヨーの主要取引先を調べることを目標としたいと思います。
どこにあるかなー、ととりあえずHPを見てみたところ、デンヨーではIR情報室->有価証券報告書等のページにPDFでおいてありました。IR、よく耳にしますが Invester Relations の略で、企業から投資家へ向けた情報発信という意味らしいです。
有価証券報告書は四半期ごとに作成されるため、期末に向けて情報量が多くなっていきます。(更新に近い?)ということで一番情報量の多い昨年度末の有価証券報告書を選び読んでいくと見つけました。「販売実績」の「主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合」の表を!!
がしかし!相手先の名前は「マルチクイップ インク」とあります。マルチクイップ社とインク社、ではなくMultiquip Inc.です。アメリカの企業でした。。。日本の上場企業じゃない。。。
仕切り直して遡って探してみるものの、「主な相手別の販売実績及び総販売実績に対する割合」に記載するのは総販売実績に対して10%以上の売上を持つ相手方のようで、この表がないことも多く、仮に表があっても上場企業のほうが少ないのでこれで縛るのは難しいな、、という感じでした。
この有価証券報告書の内容によって株価が大きく変動することがあります。有価証券の取引を行っている場所といえば東証、というイメージですが実は日本取引所グループを親とするのグループ会社でした。ちょっと驚きです。