» 2016 » 2月のブログ記事

　こんにちは。
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんなに寒いなか、なぜか花火のことをふと考えていたので、
本日は花火店から始まった細谷火工株式会社についてご紹介します。

◉細谷火工という会社
　細谷火工は、東京都あきる野市に本社をおく、設立65年目の
老舗企業です。主な製品としては、発煙筒や鳥を追い払う
バードクラッカー、そしてゴルフコンペ用のスモークゴルフボールです。
筆者はゴルフをやったことがないので知らなかったのですが、
球筋に沿って煙が出るスモークボールをゴルフの始球式で
頻繁に使用していた時代があったようです。時代があった、
という書き方をしているのは、本物の煙を出すスモークボールは
ゴルフ場の火災を引き起こすリスクがあるため、現在では
使用を禁止しているゴルフ場が多いためです。
　他にも宇宙用の液体エネルギー物質の開発も行っています。
HAN(hydroxyl ammonium nitrate)という物質は、
少量の水を加えることで液体となり、エネルギー溶液として
使用することが出来るため、宇宙活動に用いる可能性が高い
物質として注目されています。
　ちなみに、毎年開催されている隅田川花火大会は、
この細谷火工が運営しています。皆さんご存知でしたでしょうか。

◉日本初
　細谷火工は花火店として始まった会社ですが、
花火に似た「あの」商品を日本で初めて作り出しています。
それは、花火に似たお祝い事に使われる製品、クリスマスクラッカーです。
クリスマスクラッカーといえば海外からの輸入製品のようなイメージが
あるかもしれまんせんが、これは実は細谷火工の創業者である
細谷政夫さんが発明したものなのです。驚きですね。
細谷さんが昔花火師の元で修行していた時代に、船の見送りの際に
投げられるテープを花火と融合できないか、というアイデアを受けて
試行錯誤を重ねた末に完成させたものだそうです。

　スモークゴルフボールやクリスマスクラッカー、
ひいては宇宙エネルギーと、火薬のは普段の生活から未来の
可能性を広げるところまで、あらゆるところで活躍しています。
そんな火薬のスペシャリストである細谷火工は、
長い花火の伝統や歴史を守りながらも、次世代のエネルギーをも
担う努力を続けている素晴らしい会社でした。

こんにちは。

本日は船井電機株式会社をご紹介します。
船井電機株式会社は、AV機器業界に属しテレビやDVDプレーヤーと言った映像機器と、
プリンターやデジタルカメラといった情報機器を主軸に事業展開を行っています。
昔はアーケードゲームの開発も行っていたそうです。

船井電機は製造ラインに特徴があるそうで、
短期的に製造ラインを組み直すことで多様な家電製品を安価で大量生産することを実現しています。
もともとは海外向けの輸出を軸にしていたそうですが、円高に伴い国内市場にも参入を果たしました。

現在こそテレビやプリンターを主軸としていますが
先にも書いたとおり、以前はアーケードゲームの開発も行っていたそうです。
またホームベーカリーの草分け的存在と言われる「らくらくパンだ」という商品も発売していました。
更には子会社を通じて海外映画作品の版権取得と販売や、音楽作品レーベルも設立するなど幅広い事業を行っています。

面白いなと思ったところは
現在では日本で唯一のDVDレコーダーやVHSビデオデッキを製造販売しているそうです。
市場規模は縮小していると思いますが、それでも必ず需要がある分野だと思います。
こうしたニッチ市場を攻める企業も面白いなと思います。

他社と同じことはしないという企業体質が潜んでいる気がします。
久しぶりに興味を惹かれる企業でした。
また面白い企業を見つけられたらご紹介したいと思います。

そろそろ終わりが近づいてきたナンバーズ。

今週はどうでしょうか・・・。

以下ランキングです。

第一位 株式会社乃村工藝社
第二位 GMOインターネット株式会社
第三位 株式会社エリアクエスト
第四位 株式会社ゼンショーホールディングス
第五位 株式会社日立製作所
第六位 株式会社日立メディコ
第七位 オムロン株式会社
第八位 株式会社ユーラシア旅行社
第九位 株式会社ジェイグループホールディングス
第十位 シスメックス株式会社

当選番号は9339です。
2つ数字がかぶったのは初めてかもしれません。ちょっと驚きました。

あと２つ数字を揃えられる日を願いつつ、
また来週まで頑張りましょう。

こんにちは。

本日は株式会社リョーサンをご紹介いたします。

株式会社リョーサンは1953年の11月に有限会社として創立されました。
創立から既に60年も経過している歴史のある企業です。
ちなみにリョーサンは漢字で「菱三」と書くそうです。難しいですね。

株式会社リョーサンは半導体、電子部品、電子機器の専門商社として、
商品の販売や自社製品の開発生産販売を行っているそうです。
主力製品にはメモリ、システムLSI、表示デバイス、システム機器などがあるそうです。

こういったものを扱う商社をエレクトロニクス商社と呼ぶことがあるそうです。
電子部品は複雑で専門性が高く、移り変わりも激しいものが多いため一つの企業が
全ての製造を賄うことは難しく、かといって他社の製品を把握するよ言うのも難しいです。
そこで各メーカを仲介し、その複雑姓や専門性を吸収する役割を持つ商社がエレクトロニクス商社だそうです。
ちなみにスマホひとつでも部品数が700～800もあるそうです…
スマホだけでも部品の調達は大変そうですが、これが更に大型の機器になったりするととてもまかないきれませんね。