こんにちは!hikaru です。
さて今日は、家電量販店業界のお話。
業界 1 位のヤマダ電機が 7 位のベスト電器を買収する
というニュースが話題になっていますね。
ヤマダが、ベストの第三者割当増資を引き受け予定で、
これによって出資比率が 50% を超えることになります。
“第三者割当増資” とは、特定の第三者に対して
新株を発行することで、会社が資金を調達する手段の一つです。
この買収によって、ヤマダ・ベスト連合の売上高は
2 兆 4150 億円となり、2 位を大きく引き離します。
ちなみに、2 位は、今年 6 月にビックカメラがコジマを子会社化した、
ビック・コジマ連合です。
売上高は両者合わせて 1 兆 600 億円。
2 倍以上の差がつくことになりますね。
ヤマダは東日本、ベストは西日本に店舗が多く、この買収で
仕入れ・物流などでコスト削減を目指しているようです。
ベスト電器は、買収後も上場を維持し、店名も買えない方針だそうです。
ちなみに、ビックカメラはベスト電器に 15% 出資して業務提携していますが、
今回の買収によって出資比率が低下し、提携は解消される見通しです。
家電量販店業界、最近動きが激しい気がします。
今後どうなっていくのでしょうか。
それでは。