» 2012 » 6月のブログ記事

こんにちは。

今日はちょっと変わった社名の第一稀元素化学工業について。

第一稀元素化学工業は自動車排気ガス触媒や燃料電池車向けなどの
ジルコニウム化合物シェアトップのメーカーです。
自動車に搭載されている酸素センサーについては、国内では
ほぼ独占供給をしている状態なのだとか。

もともと、「誰も手をつけていない物質を研究したい…何の制約もなしに」との
創業者の思いから、1955年に創業された企業なのだそうです。

当時ジルコニウムといえば非常に高価なもので、使い道がなく、需要がないため
手がける企業もありません。しかし、「物質」としては面白いから、という理由で
ジルコニウム化合物の特性解明とその応用開発を始めたそうです。
当初はジルコニウム防水材の販売からスタートし、塗料・製紙・窯業・光学材料・
電子材料・酸素センサー・ファインセラミックス……とどんどん用途も広がって
いったのだそうで。すばらしいですねー。

でもそもそもジルコニウムって??という私みたいな方!
同社のサイトに分かりやすく載っていたので、こちらをぜひ見てみてくださいね。
元素記号は40番の「Zr」です。

こんにちはー。hikaru です。

みなさん、家にちゃんと消火器置いていますか?
というわけで今日は消火器についてのお話です。

消火器には意外と古い歴史があり、日本に伝わったのは、
1872 年に京都で行われた西京博覧会にてアメリカ製のものが
出品されたのが初といわれています。

日本では、1895 年に、消火器の製造販売を行う、
丸山商会 (現・丸山製作所) が生まれました。
丸山製作所は現在も、消防機械や、これを生かした
農業用の噴霧器などを作っていますよ。

火が消える仕組み、ご存知ですか?
消火器は、以下の 3 つの作用により、火を消し止めます。
・冷却作用 … 燃えている物質の温度を下げる。
・窒息作用 … 酸素を断つ。
・抑制作用 … “燃焼” という化学反応を抑える。

現在最も普及しているものは、”加圧式 ABC 粉末消火器”
と呼ばれる、粉末の消火剤を用いたものです。

これは、日本の消防法で定義される、
・A 普通火災 … 紙や木が燃える火災
・B 油火災 … 油・ガスなどの火災
・C 電機火災 … 電気設備の火災
のすべてに対応した消火器の事です。

日本の上場企業では丸山製作所の他に、
株式会社モリタホールディングス
日本ドライケミカル株式会社
が、消火器を作っていますよ。

加圧式 ABC 粉末消火器の寿命は 8 年といわれています。
イザというときのために、自宅にある消火器の寿命を確かめてみてはいかがでしょうか。

それでは。

こんにちは、aicoです。

今日6月21日は1年で一番昼が長い日、夏至です。
夏に至ると書いて「夏至」。いよいよ夏ですね。
実は、夏至のある6月は1年で一番紫外線の強い季節。
一番暑い8月よりも夏至の6月の方が紫外線が強いって知っていましたか?
今日は曇りですが曇りでも晴れの日の70%ほどの紫外線が降り注いでいるんですよ。

日焼けやシミの原因となる紫外線は悪者なイメージが強いですが、
その紫外線を使った製品を作っている上場企業があります。
今日は株式会社ティーアンドケイ東華を紹介します。

ティーアンドケイ東華が作っているのは紫外線硬化インク(UVインク)という
印刷用インクです。
国内で約6割のシェアを獲得しています。

UVインクの特徴は乾く速度。
乾くのに時間がかかる普通の油性インクと違って
UVインクは紫外線を当てるとあっという間に硬化、表面に色が定着します。
そのため、アクリルやガラス、木材など様々な素材に印刷することが可能で、
なんと水(液体)や空気(気体)以外ならどんなものにでも印刷ができてしまうんだとか。

UVインクを使っているもので私たちに一番身近なものはお札でしょうか。
お札に使われているUVインクは肉眼では無色ですが、
ブラックライトの紫外線光に当てると発色します。
紙幣に押されている印鑑にはこのUVインクが使われています。
他にもパスポートやクレジットカードなどにも使われていて
偽造防止に役立っているんですよ。

まだまだじめじめとした嫌な天気が続きますが、
今日から夏が始まるんだと思うとワクワクしますね!
とはいえ、まだ8月が夏休みではないことがいまいち実感の湧かない
社会人1年目の私です。。

では、また明日♪

 

 

こんにちは。

弊社は渋谷にあるIT関連企業ですが、渋谷でITといえば多くの人が
思い浮かぶのは株式会社サイバーエージェントではないでしょうか。
社長の藤田さんもかっこいいですしね!

サイバーってきくと、なんだか「電脳」っぽい感じがしますし
(昔、千葉麗子さんが電脳アイドルと呼ばれてたの知ってます??)
IT系の企業、って感じがしますよね。
サイバーエージェントの他にも、サイバーステップサイバーコム
高見沢サイバティックスなど、「Cyber」を社名に取り入れた会社はたくさん
あるのですが、日本で一番初めに「Cyber」を取り入れた会社がどこかというと
サイバネットシステム株式会社なんです。

サイバネット(CYBERNET)というのは、人工頭脳学の一つであるCyberneticsの
“CYBER”とTelephone Networkの“NET”を合わせた造語で、
米国CDC社(Control Data Corporation)が世界規模で推進していた、
コンピュータ遠隔利用サービス(Remote Computing Service)の登録商標。
CDC社が東京に作った支社が、サイバネットシステム株式会社のもとになっています。

1985年に創立され、IT業界では老舗の企業で、ECサイトで、とかスマホアプリで、とか広告で、
といった今っぽい感じというよりは、ITの基本を支える会社ともいえそうな、
例えば、構造解析、制御設計、機構解析、熱流体解析、光学設計、照明設計、
電子回路設計、音響解析、プリ・ポスト処理、数式処理、公差解析、シミュレーション言語、
汎用可視化処理、医療画像処理等、多岐にわたるCAEソフトウエア、
イノベーション支援ソフトウェア、ならびにホストアクセス・ネットワークセキュリティ、
クライアント・セキュリティ、IT資産/デスクトップ管理、PC業務・パフォーマンス改善等
ソフトウエアの販売・開発をしている会社です。

どちらかというと、モノづくりを支えるシステム、といった感じですね。
ちなみに富士ソフトグループの一員でもあるんですよ。

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