» 2010 » 10月のブログ記事

こんにちは

今週とりあげている企業はNTN株式会社というベアリングの会社ですが、
日本精工株式会社もベアリング業界では大手の会社です。

私が注目しているのが「ベアリング・グロッケン」。
これは、作曲家・美術家である川瀬浩介氏が2006年5月に着想、
日本精工により開発された、

【世界一丸いと言われるベアリングの球の性質を利用して、鉄琴を自動演奏させる楽器】

です。
文化庁メディア芸術祭などに出展、大きな注目を浴びています。

初めて見たときは、とっても不思議な感じがしましたし、
そもそもベアリングって何・・・というところから不思議ではあったのですが
今となってはベアリングといえばベアリング・グロッケンというイメージが定着しています。
(もちろん、ベアリングは自動車やパソコン、洗濯機など・・・もっと色々なものに使われる部品です)

ベアリング・グロッケンに興味を持った方は公式サイトから(外部リンク

ベアリングという部品に興味を持った方は日本精工の「ベアリング入門」を(外部リンク

ぜひご覧になってみてください。

おやつの時間にランチを食べたうえ、急になめらかぷりんが食べたくなって
コンビニをはしごしました。
こんばんは。あいぼです。

お目当てのプリンというのが大学生の頃からはまっている
メイトーのなめらかぷりん。
友達から勧められて食べてみたら、なめらかな舌触りに大感動!!
そして何よりも100円で買えるという手軽さで、すっかりリピーターになりました(笑)

こんなにおいしいプリンをつくっている会社は、どこなんだ?!と調べてみると
「協同乳業株式会社」という会社らしいです。
この会社は、終戦当時の長野県の農村の疲弊をみて、長野県の農民主導の乳業会社を
目指して設立されたそうです。そして設立に伴って旧名古屋精糖株式会社が出資したことから
名古屋精糖株式会社のあたまとおしりをとって、名糖(メイトー)の名前がきているらしいです。
しかし1971年に名古屋精糖が経営破たんし、その後は全国農業協同組合連合会に
の傘下になりました。
その後、1981年に起死回生の一発として日本初の本格カスタードプリンの工業化をして、
29年間カスタードプリンを作り続けているそうです♪

親会社が経営破たんというどん底から、カスタードプリンをはじめとして乳製品で業界に話題を
ふりまき、業界では、明治乳業(明治ホールディングスの子会社)、森永乳業、日本ミルクコミュニティ(雪印メグミルクの子会社)、雪印乳業(雪印メグミルクの子会社)の大手に追随するほど!

なんでこんなにおいしいプリンが作れたかは、歴史をみれば納得です☆

ちなみに棒アイス(アイスクリームバー)を日本初で生産したのも協同乳業で、
日本初の棒アイスは、九州地区ではおなじみの「ホームランバー」だそうです♪
今ではおなじみの棒アイスを作ったのが、協同乳業なんで驚きです☆

会社で、相変わらずUFOキャッチャーが流行っています。
今日も会社に行ったらチョコレートやラムネが山積み。。。

なかでも評判だったのがチロルチョコのホットケーキ味!

中はビスケットになっていて、バターとメープルシロップの香りが
漂ってきます。

そういえばチロルチョコってずいぶん昔からありますよね。

チロルチョコは1962年に松尾製菓株式会社から発売されました。
当時の社長、松尾喜宣氏は、貧しい家庭の子供でもチョコレートが食べられるよう
チロルチョコの値段ははじめから10円に決めていたのだとか。
でもチロルチョコの大きさのチョコレートは原価だけで15円かかってしまうため、
中をヌガーにして原価を下げたのだそうです。
(注:当時のチロルチョコは今よりも大きいサイズでした)

チョコレートはカカオの割合によって、チョコレート、準チョコレート、などと
種類が分類されていますが、チロルチョコは規格は「チョコレート」で、かつ
原価もおさえられるよう、ヌガーの量とチョコレートの量にこだわって作ったのだとか。
ただ、現在販売されている様々なフレーバーのチロルチョコは「準チョコレート」の
ものが多いです。

いまでは、チロルチョコの企画、販売はチロルチョコ株式会社が行っていますが、
製造は変わらず松尾製菓株式会社なのだそうです。

チロルチョコはその知名度の高さから、コンビニごとに限定商品があったり、
他の企業とのコラボ商品などもあります。

変わったところでは、ダイドードリンコとのコラボで「チロルチョコドリンク」、
また、学研メガミ文庫(学研ホールディングス)の
「ミラクルチロル44」(外部リンク)では、チロルチョコが重要な小道具として
作中に登場し、チロルチョコ株式会社からも公認を受けているのだとか。

小さなチロルチョコですが、調べるといろんな逸話が出てきて
おもしろいなーーと思います。

こんにちは

今日は社名の由来シリーズです。
Kmonosのトップページに週ごとに企業を3社ずつ取り上げているのですが、
今週のNTN株式会社。この会社の社名の由来を調べてみました。

NTN株式会社の企業理念は「For New Technology Network」ですので、
これらの頭文字をとってNTNなのかな!と思いきや、
元々は、会社の発足当時、
技術を担当した【西園二郎氏】のN、
社長である【丹羽昇氏】のN、
丹羽氏の経営していた【巴商会】のTから
それぞれとって「NTN」という商標をとっていたのだそうです。
発足当時はエヌチーエヌ製作所という名前だったのだそうですよ。

その後1989年に「NTN株式会社」と社名変更。
その際に「For New Technology Network」の企業理念から、
これらの頭文字「NTN」という意味合いももたせたのだとか。

今日も、またひとつお勉強になりましたね。

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