本日は6月3日。
例のアノ日ですね、アノ日。
そう「測量の日」。
1949年の6月3日に「測量法」が公布されたことに由来するそうですが、記念日の制定は測量に対する関心と理解をもってもらうことを目的としています。
そこで測量を行っている会社を知ることで年に一回きりの測量の日を謳歌してみたいと思います。
航空測量業界に属する上場企業、パスコを見てみましょう。
パスコは空間情報の取得から分析、提供までをワンストップで提供している会社ですが、航空機計測は空間情報事業の中心をなし、情報の取得・分析の役割を担っています。
アナログ撮影からデジタル撮影までそれぞれの特徴を生かした航空写真を撮り、地図だけでなく森林等の植生調査などにも活用されているそうです。
従来は航空写真を撮る際に地上に位置の基準が必要だったのですが、GPSやその他の技術の発展により不要になり、災害等で立ち入り困難になった場所でも撮影がスムーズになったそうです。
地上での下準備なしに空中からパシャっと撮れるのは便利ですね。
実際にパスコはCSR活動として災害時の状況把握を行っており、
この航空写真の技術を活用することで素早い情報提供を実現しているとのことです。
55歳になってから日本中をまわり、始めて実測で日本地図を完成させた江戸時代の偉人、伊能忠敬の没後192年、測量技術はここまで進化しているのですね。
測量と聞くとなんだか硬派なイメージがありますが、私自身この記事を書きながら、徐々に身近に感じてきました。
なんと正しい測量の日の過ごし方でしょうか…!
読んでくださったみなさまにもそう思っていただけますと喜びこの上ないです。
それでは、今日はこの辺で。
みなさま、よい測量の日を!