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近頃は大分日中の気温も下がり涼しくなってきました。7月8月はそれはもう大層暑かったので基本家から出ずに過ごしていたわけなのですが、ここまで涼しくなると外に出て遊びたくなりますよね。秋は個人的にもキャンプのハイシーズンなのです。(春は花粉症ですべてダメになるので)

景色だったり食事だったり自然との調和だったりとキャンプの楽しみ方は人それぞれあると思いますが、その中でも私が重視しているのが道具へのこだわりでして、特にチタンという金属でできたギアの収集にはまっております。チタンは鉄よりも軽量でありながら合金鋼と同等の強度を持ち、ステンレスやアルミニウムよりも耐食性を持つという夢のような金属です。いずれの特徴も重量物は持ち込めないハードユース前提のキャンプにはぴったりと合致することから、アウトドア業界には数多くのチタン製製品が存在します。そしてなにより私が気に入ってるのは適切に焼き入れを施すと非常にきれいな焼き色がつくという点です。(これはぜひ検索してみて下さい)

ということで今回紹介するのが東邦チタニウム株式会社です。こちらの会社は社名からも分かる通りチタンの精錬を手掛ける大手企業です。チタンは先述の通り非常に優れた金属であるため、航空・宇宙産業のような先端産業から、半導体や自動車、医療の現場など多様な場面で用いられており、東邦チタニウム株式会社のチタンはその中でも特に高い品質を持つことから活躍の場を広げております。

また同社は、チタン酸化合物を用いたバッテリーや海水からのリチウムの回収や、自ら水素を作り出す水電解水素製造装置の素材としてチタン粉末を用いることなど、これからの将来必要不可欠となるような分野におけるチタンの活用方法について研究を続けており、今後の活躍にも期待ができます。その点からもチタンはまだまだ可能性の塊と言えそうです。

もうすぐappleの発表会があるようで、噂されている新作iphoneの性能が気になってしまいます。iphoneに限らず電化製品の性能は日に日に上がっていますね。その性能の進化の裏には様々な要因があるとおもいますが、その中に同じ機能デバイスでも小さなサイズで作成できるようになることやコストが下がることがあげられると思います。

そこで今回は様々な電化製品を支える電子機器や電子部品の設計・製造を行っている株式会社ジーダットを紹介します。ジーダットとはJapan EDA Technologiesの略で、日本のEDA(Electonic Design Automation)業界のリーダーとして先頭に立ち、電子産業の発展に貢献していきたいという思いが込められているようです。このEDAというのは電子機器の設計に使用するソフトウェアなどの概念を差しています。つまり、電子機器の設計ツールというわけです。

なぜ電子機器の設計ツールなのかというと、高度な電子機器に必要な高度な設計のコストを削減するためです。ジーダットが開発しているEDAソフトウェアはレイアウト設計の自動化が可能ため設計期間短縮を行うことができるためコスト削減につながります。

社名通り電子産業の発展に貢献している姿がうかがえますね。皆さんの身の周りの製品の中にジーダットの製品が入っているのではないでしょうか。

ものづくり説明書

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今週は「株式会社クレステック」をご紹介します。
クレステックは1984年の創業以来、他社製品の取扱説明書やサービスマン向け修理マニュアルを作成してきました。作成している取扱説明書の種類は、テレビや洗濯機などの家電から医療機器、産業機器までの多岐に渡ります。
そのドキュメンテーション作成ではクライアントだけではなく、ドキュメントを読んだ使用者にも寄り添うことで製品を安全かつ分かりやすく操作できるよう工夫しています。
また、このドキュメンテーションを作成するビジネスをもとに顧客の新製品開発の際の市場動向調査や各国の法令確認、さらに印刷後の作業である梱包う設計や印刷物輸送まで業務を拡大しています。

このようにクレステックは製品開発の全体を一貫してサポートしてくれる企業にまで成長をし、国内に9拠点と海外11か国19拠点のネットワークを構築しています。
日本の製品を世界で販売するためにはその国々のマーケット調査や規格に対応する必要があります。そんな時にクレステックのネットワークによる情報に基づいたコンサルティングが製品にさらに付加価値を与え、クライアントの開発事業を海外に広げることも可能となっているのではないでしょうか。

ものづくり大国日本と呼ばれていたりしますが、その要因には日本の技術だけではなく、人々に寄り添ったアイデアや流通における知識・経験が大きく貢献していることが伺えます。クレステックはその一部を担っている企業と言えるのではないでしょうか。

流れって大事ですよね。この間レンタカーで久々に高速道路に乗ったのですが、料金所があるたびに車を止めて係のおっちゃんと金銭の授受を行わなければなりませんでした。それまで快調にブチ飛ばしていた(あくまで法定速度内!!)のですが、都度流れを止めてタイムロスをしてしまうのがなんともストレスでした。どうしてこうなってしまったのか。それは、私が、ETCカードを所持していないからにほかなりません。

もっともこれにはきちんとした理由があります。私、貧乏学生時代には高速代惜しさにどんなに遠くとも下道で移動するというある意味ストイックな習性があったこともあり、そもそもETCカードを必要としなかったわけです。それが社会人になって振れる袖があったものですから勇んで高速道路に乗ったのですがこのようなざまになってしまいました。以前も自動化のお話をしたと思うのですが、要所要所でボトルネックを解消することで、全体の流れを効率化するというのは非常に大事です。鉄道の駅も有人改札から自動改札にすることで混雑をなくし、高速道路もETCを導入することで渋滞の抑制につなげているのですから。要は早くETCカードを取得しろ。

さて上記の話とはそこまで関係してこないのですが、今回紹介するのは株式会社高見沢サイバネティックスです。こちらの会社は自動券売機や駐輪場管理システム、セキュリティゲートなどといった「特機機器」を主力製品とするメーカーです。券売機と駐輪場は皆さんがよく目にする駅や商業施設で見かけるもので、セキュリティゲートはしばしばオフィスや研究施設などの入口に特定の人物だけを通したい時に設けられる設備です。とくに自動券売機については、株式会社高見沢サイバネティックスの前身である旧株式会社髙見澤電機製作所が世界初の「多能式自動券売機」を開発したことで有名で、こちらの券売機は当時大阪万博が開催されていたころ、その最寄り駅であった北大阪急行電鉄万国博中央駅に設置され、2011年には機械遺産に認定されたそうです。今でこそ無人の自動券売機は駅でも映画館でも当たり前の存在となってしまいましたが、万国博覧会の玄関口ともいえる駅に設置されていたことを鑑みればその先進性の一端をうかがえますね。

株式会社高見沢サイバネティックスの創業時からの理念の一つに「世の中に必要不可欠な会社を創造する」というものがあります。先ほど述べましたが自動券売機も無人ゲートも当たり前の存在になっていることから、逆説的にこの会社が無くてはならない存在になっていること証左でもあります。また近年力を入れている駅のホームドアについても、ほんの十数年前にはごく一部の駅にしか採用されていませんでしたが、最近では都心部の地下鉄を中心に多くの駅で設置されています。いずれホームドアがあって当たり前の存在になるころには株式会社高見沢サイバネティックスはより一層社会に不可欠な会社になっているのかも知れません。

 

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