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小学生の頃はミニ四駆やラジコンに明け暮れていました。同年代と比較するとモータを用いたおもちゃを使って遊ぶ比率が多かったように感じますが、今思うとそれがエンジニアを目指す第一歩になったのかもしれません。乗り物が動く様子が好きなのは今も変わらず、昔と違うのは工学の道を進んできたということ。機械の構成要素に目を向けることが出来るようになってきました。

シンフォニアテクノロジー株式会社はそのような機械の制御システムに欠かせない電気制御技術をコアに持ち、電装品や小型モータ、半導体製造における搬送システムなど、多岐にわたる事業展開を行っています。特に身近な例としては鉄道車両用電装品があり、主に速度に関するセンサや計測の補償機を製造しています。日本の鉄道は非常に正確な運行を行うことで有名ですが、鉄道会社の運行技術に加えて、技術面でも品質を支えているのがシンフォニアテクノロジー株式会社なのです。

高専・大学と工学を学び、実際に技術者として働き始めた今だからこそ、昔から好きな乗り物に対する着目点も変わってきました。交通インフラを支えるシンフォニアテクノロジー株式会社のような、見えない部分を支え続ける技術へのリスペクトを忘れずに日々を過ごしていきたいです。

皆さんが普段使っているスマートフォンやパソコンの中に入っている半導体。それが実際何から作られているかはご存じでしょうか。今回紹介するのはそんな半導体産業には欠かせない化学物質を製造している「株式会社トリケミカル研究所」です。

「株式会社トリケミカル研究所」では半導体の主材料であるSi半導体やコーティング用材料、光ファイバー材料など様々な半導体に関する化学物質を製造・開発しています。

またそれら科学技術を生かしたサービスとして容器・部品の販売なども行っています。実際に自然発火性物質や高圧ガス、吸湿性や潮解性、空気中で分解する危険物等の対応が可能な容器の取扱実績があるそうです。ほかにも純度測定などの各種分析や化学のノウハウを生かした容器の配管洗浄なども行っているそうです。

何気なく使っている電子機器がこのような化学によって生み出されていると考えると、改めて電子機器は様々な技術の粋を集めたものだと感じますね。その中でも化学を扱う「株式会社トリケミカル研究所」に今後も注目しましょう。

工場で機械を使った金属加工をする、と言われたときにどういう風景を想像するでしょうか?ドラマなどで下町の工場を舞台とする場合、作業服を着て、金属材料を機械にセットし回転させて削っていく…という光景が描かれていたような気がします。この回転させた材料に刃物を当てて切削を行う機械は「旋盤」と呼び、最も基本的な切削機械の一つです(反対に材料を固定して刃物を回転させる機械はフライス盤と呼びます)。

しかし基本的な切削方法とはいえ、機械製品の進歩によって金属加工も更に精密さを求められるようになりました。旋盤も進化し、プログラムによる自動的かつ複雑な加工を行えるようになったのがCNC旋盤と呼ばれるもので、これを生産しているのが株式会社ツガミです。従来の旋盤は一回の加工で1種類の刃物しか扱えず、異なる刃物を利用したい際には毎回回転を止めて刃物を取り換えるプロセスが必要でした。株式会社ツガミが生産するCNC旋盤では同時に12種類もの刃物を装着でき、材料の回転を止めずに連続して異なる刃物で切削を行うことができます。さらに、加工手順や加工の寸法などを予めプログラムで入力しておくことで、加工ミスが減って大量生産が可能になり、機械を扱う際の事故も大幅に減らすことが出来るのです。

今回取り上げたのは旋盤でしたが、このようなコンピュータによる数値制御は様々な加工機械で用いられており、現在の日本の産業を支えています。機械製品が発達するから加工機械も発展を求められ、加工機械の進化によって更に機械製品が良くなっていくようなスパイラルになっているのでしょう。このスパイラルを見習い、自身と相手にとってお互いに良い影響を与えられるような仕事をしていきたいです。

GWがもうすぐ始まりますね。皆さんはどのように過ごす予定でしょうか?私は過去のGWの写真を確認しながら今年のGWの予定を立てようかな?と考えています。今回はそんな写真を取れるカメラ……のレンズを開発している企業をご紹介します。

今回紹介するのは光学製品の分野で世界的に有名な株式会社タムロンです。こちらの会社は、一眼レフ用やミラーレス用のレンズから、監視カメラや車載カメラ向けのレンズまで、多岐に渡る製品を提供しています。株式会社タムロンは、双眼鏡レンズの研磨加工の下請けから始まり、創業以来、常にレンズ製造技術の向上に注力してきました。その時磨かれた「納得するまで納品しないほど品質にこだわる精神」が多くの人々から絶大な信頼を得る高品質で高性能なレンズの実現に繋がりました。

最近では、未来につなげる光学技術ということで、株式会社タムロンが誇る独自の先端技術を提供し、様々な分野の発展に貢献しています。その1つとして、人工衛星搭載用工学系の開発があります。人工衛星と地上局との通信では、高速かつ安定した通信を行うためにビーム波面品質の正確なコントロールが求められます。そのため、株式会社タムロンは手ぶれ補正で培った防振技術やズーム機能での光学レンズ群を高精度で動かす技術を提供、応用させることで実現を支援しているそうです。

失敗と苦労を教訓に高い目標を掲げて取り組む姿。不可能を可能にしようと挑み続けるその姿。新社会人としても人間としても尊敬できますね。私もいつか不可能を可能にし、今までの常識を変えるものを作ってみたいです。

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