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小さすぎる技術

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電磁気学という学問があります。名前だけだと小難しいように見えますが、ほとんどの方は中学校の理科でオームの法則を習っているはずです。また高校・大学で工学系に進めば、専門分野に関わらず1回くらいはキャパシタンスやインダクタンスが出てくる計算式を見たことがあるのではないでしょうか。

とはいえ学校の実験レベルでは素手で扱いやすいサイズの素子を利用することが殆どで、実際の精密機器に使用される素子はなかなか目にすることが無いでしょう。

今回紹介するTDK株式会社は、様々な電子部品において世界的に高いシェアを持つ企業です。コンデンサやコイルなど基本的な素子に加えて、無線装置に利用される高周波製品や、各種センサも扱っています。

その技術力は確かで、数ミリ程度のサイズしかない車載電源回路用インダクタや、積層セラミックコンデンサに関しては1mm未満のサイズの製品も実現しています。主製品は電子部品ですが、フェライトや導電性フィルムなどの素材自体にも知見があり、「部品をゼロから作り出す」という持ち味が生きているのです。

精密さを増していく機器にはますます小型化と省電力化が求められますが、TDK株式会社が技術力を持っているからこそ逆に小型化「できてしまっている」のかもしれません。どんな技術も根本の理解が深ければ、より大規模な技術に生かせるということを教えてくれますね(製品は小さいですが)。

素子を色々見ていたら、私も電子工作に手を出したくなってきました。

お部屋探しをする際に、間取りなどは勿論大事ですが、内装、見た目に重点を置く人も多いでしょう。床材、壁紙など、変えることがなかなかないけど部屋の印象を大きく左右する部分は、やはり気になるものです。

今回ご紹介するリリカラ株式会社はインテリアのなかでも壁紙やカーテンに強く、特に壁紙は業界内でもトップのシェアを誇ります。その特徴の一つに幅広いデザイン性があります。カタログを見てみると、例えば1つの壁紙の商品でも25色もバリエーションがあるものなど、そのカラーバリエーションには驚かされます。また、普段張り替えることが少ない壁紙ですが、多めにのりを塗布することで失敗してもはがしやすい、のり付き壁紙も販売しています。DIY初心者の方でも貼りやすい工夫がされているのは嬉しいですね。

お部屋の壁紙ってほとんど変えることがないイメージですが、DIYを頻繁にされる方ってどのくらいのペースで張り替えるものなのでしょうか…?気分転換にもお部屋の壁紙交換、良いかもしれませんね(賃貸の方は要注意です)。

先日同居人が増えたので新しく某社のタンスを買って組み立てていたのですが、ハンマーが必要なことを買ってから知りとても難儀しました。

引っ越してきてから過去に組み立てた家具はねじ止めがほとんどだったため手元にドライバーしかありませんでした。しょうがないので一旦あきらめてバラバラのまま部屋に放置されています。早いうちにハンマーを買わないといけないのですが、近くのホームセンターは閉まるのが早く仕事帰りだと間に合わないので難儀しています。

今日はそんな工具や資材の通信販売を行っている株式会社MonotaROを紹介します。

株式会社MonotaROは工具や保安資材、消耗品、燃料などの事業者向け工場用間接資材の販売を行う通信販売サイトモノタロウの運営を行っています。

そして事業者向け以外にもIHC.MonotaROという消費者向けサイトを運営していましたが、2020年9月にモノタロウにサイト統合されているため、現在ではモノタロウは消費者向けの間接資材の販売も行っているようです。

自分も仕事帰りでは間に合わない工具の購入はモノタロウで行うとよいと気が付いたので、今後はそうしようと思います。

小説とゼネコン

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会社のコーポレートにはよく、「創業○○年で培われた技術~」など、老舗の企業だと結構創業年を記載することが多いですよね。日本って100年以上続く会社がとても多い印象があります。現存する世界最古の会社も日本にありますね。

今回は創業から300年の老舗、株式会社錢高組をご紹介します。こちらの会社は大阪を中心に主に橋梁工事を得意とするゼネコンです。橋梁だけでなく、マンションや大学、市役所、スタジアムなど、官民問わず幅広い建物の建築実績があります。○○組という名前の建築会社は社長のお名前が入ることが多いですが、錢高組も例にもれず社長の苗字は錢高さんです。けっこうレアかもしれません。また、この会社は有名な小説、銭形平次捕物控の銭形平次の名前の由来にもなっています。作者が主人公の名前を決めるときにふと目に入ったビル建設現場に書かれていた錢高組の看板から着想を得て名前をもじって決めたそうです。すごい偶然です。

私たちが知っている建物もたくさん建設している錢高組。施工事例を挙げ始めたらきりがありません。あなたが今いるその建物や橋も、調べてみると錢高組が作ったもの…ということがあるかもしれませんね。

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