» 経営のブログ記事

こんにちは。

今日は、つい最近社長交代した、株式会社ケーズホールディングス
ご紹介します。

といっても、「ケーズデンキ」って、多くの方がご存知ですよね。
私も家電量販店ね、位の知識はあったのですが、ある雑誌で
社長自ら「かんばらない経営」を推進しているらしいということを知り、
すごく意外に感じたので、そのあたりのことを。

かんばらない=怠ける
ということではないよね?ということは、なんとなくお気づきではないかと思いますが、
ではがんばらないってどういうことなのでしょう。
答えは、「無理をしない」ということなのだそうです。

無理をしない、というのは、つまり、できもしない目標を掲げてムダな努力はしない。
でも基本的なことは確実に実行する、という非常にシンプルな原則なのだそう。

代表取締役会長CEOの加藤氏ももちろん残業はほとんどせず、午後6時ごろには
会社を出て飲みに繰り出したり、日帰りで行ける出張も泊まりで温泉を楽しんだり。
従業員も、「お客様に迷惑をかけなければ明日出来ることは明日やる」というのを
徹底していて、したがって残業代の支払いも少なく、早く帰れて社員も嬉しい、
といいことづくめ。

もちろんここに書いたことはほんの一部ですが、実際に「頑張らない経営」を掲げ
(自社ウェブサイトにもはっきり記載があります)その結果は8期連続最高益、
という輝かしいものです。

ただ、「がんばらない」のところだけを真似してもうまく行くはずはないので、
有報をじっくり見て研究してみよう!と思います。
(何のために?とか聞かないでくださーい)

こんばんは。諭吉です。
今日は納会があったので、遅い更新です。
今日も蒸し熱かったですね。外を歩くだけで
汗が出ました。

さて、今日ご紹介する企業は、東京都競馬株式会社です。
コチラの企業は公営競技のための施設を地方公共団体に賃貸している
企業です。
具体的には、品川区の大井競馬場や場外発売所施設などといった
競馬の施行権を持つ地方公共団体に公正なレースができるように
維持や管理をしています。

また、驚いたことに東京サマーランドを運営しているのも
東京都競馬株式会社なのです。
こちらは東京都競馬株式会社が株式会社東京サマーランド【非上場】から
受託し、営業を行っているようです。

有名なレジャー施設と意外な企業が絡んでいると、社会が
とても面白く見えてきますね!!

それでは、今日はこのへんで失礼します。

こんにちは。
今日も、経済に関するかるーいお勉強ネタで行きたいと思います!
経済用語で、たまに「EXIT」って聞きませんか?
今回はその意味を実例を交えつつお話ししたいと思います。

先月上場廃止した企業、ゴールドパック株式会社。
長野を基盤とし、清涼飲料水を製造・販売するメーカーですが、
この上場廃止は丸紅系の投資ファンドBAF2によるTOB、そして
完全子会社化されたことによるものです。
(TOBとはtakeover bidの略で、株式公開買い付けのことです。つまり、
株主に対して、いくらでこの株買いますよーと公示して株式を買い取る手法。)

つまり今は丸紅系グループになっているわけですが、その前の
大株主はフェニックス・キャピタル株式会社と東急グループでした。
フェニックス・キャピタルは、2003年にゴールドパック株式会社に投資し、
上場のお手伝いをして、2003年に上場、今回丸紅系のファンドに株式を売却、
ということで、おそらく多大な利益を得ているはずです。
これが投資の目的であり、出口でもあり、このことをEXITというのです。

と書くと、もしかしたらイメージが悪い、と思う方もいるかもしれないですね。
でも、このフェニックス・キャピタルが行ったことは、ただ自らが
利益を得ただけではありません。
投資し、企業価値を上げ、その価値を「ぜひ必要だ」と言ってくれる相手
(今回は丸紅ですね)を見つけ、、
なので、基本的にはみんな喜んでいる(はず)。

丸紅、およびゴールドパック株式会社の未来がどうなっていくのか興味深いです。

こんにちは。
個人的な話で恐縮ですが、私は名字が「東城」なので、
時々メールで名前を書くとき「登場です」と変換されてしまうことがあり、
1人で笑ってしまいます。
ま、どうでもいいことですが。

さて今回はお勉強ネタで、経済用語の「ホワイトナイト」について。
時々経済ニュースを見ると聞く言葉なのですが、事例を交えつつ
ご紹介しますね。

最近では自社の株を買い取り(MBO、つまりManagement Buyoutですね)
上場廃止にするケースが増えていると以前の記事で書きましたが、
MBOに至る理由の一つが敵対的買収から会社を守るため、というもの。
では実際、上場している企業が敵対的買収を仕掛けられてしまったときに
取るべき対応ってどんなものだと思いますか?

ひとつは、先程も触れたMBO。株主に敵対的買収を仕掛けてきた企業より
いい条件で自社の株式を買い取ってしまうこと。
もうひとつはそう、「ホワイトナイト」に登場してもらうことです。

そう、ホワイトナイトとは、敵対的買収を仕掛けられた企業の株式を、
その企業との合意に基づき友好的に買い取る第三者のことなのです。
白馬の騎士のように、颯爽とね。

過去の例では、インスタントラーメンで有名な明星食品が、
米系大手アクティビスト・ファンドのスティール・パートナーズにTOBに
踏み切られてしまい、困ったなあ、という時に現れたのが
日清食品(日清食品ホールディングス株式会社)。
明星食品は日清食品グループの傘下企業(連結子会社)となったのでした。

また、オリジン東秀の件もよく覚えています。
ドン・キホーテによってTOBを仕掛けられたオリジン東秀の前に颯爽と
現れたのはイオン
現在はオリジン東秀はイオンリテールの子会社となっています。

ただ、友好的だろうと、敵対的だろうと、結果的に上場廃止し、
独立を失う、ということになってしまうのですよね。
(買収の内容は友好的な方がいいのは間違いないですが。)

うーん、なんだかほろ苦い話です。

さて今日は水曜日。お盆休み明けの方もいるかもしれませんね。
残暑厳しいですが体調にはくれぐれも気をつけて!

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930