こんにちはー!hikaru です。
今日は何を書こうかなと思っていたとき、ふと、
市場のシステムってどこが作ってるんだろうと思いました。
東京証券取引所では、一日の注文件数が 1000 万件。
午前中は 09:00-11:30、午後は 12:30-15:00 で、合計 5 時間なので、
1 秒あたり 500 件強になるでしょうか。
これを支える売買システムは、富士通が開発・サポートを担当しており、
名前は「arrowhead (アローヘッド)」といいます。かっこいい!
システムが動いているサーバ・ネットワーク機器なども、富士通製です。
arrowhead により、従来 1 件あたり 2-3 秒かかっていた注文が 2-3 ミリ秒に
短縮されました。1000 倍高速化されたことになりますね。
上場企業の株式の取引は、この高速なシステムの能力に支えられているんですね。
ちなみに、日本の三大市場の残り 2 つについては、
大阪証券取引所では、富士通のハードウェアに日立製作所のシステム、
名古屋証券取引所では、富士通のシステムが使われているそうです。
そんな富士通ですが、東証・大証・名証すべてに上場していますよ。
自社の株式が自社のシステムで処理される。なんか面白いですね。笑
ちなみにちなみに、この三大市場ですが、株式会社なんですよ。(もちろん非上場ですが。)
市場も株式会社だったのですね。
それではまた。