自宅の包丁は大学時代に使っていたものをそのまま利用しています。まだ切れ味に不満は持っていないため買い替える予定はないですが、軽いと噂のセラミックス包丁も気になっています。果物ナイフのようなサブ包丁として買ってみるのもアリかな?と思う昨今です。
今回紹介する株式会社ニッカトーは、そんな包丁と原料を同じとするセラミックス製品を主力としています。企業が理化学用の陶器作りから始まったこともあり、耐久性を求められるセラミックス製品を得意としてるのが特徴です。耐食性が求められるような機械の耐摩耗部品であったり、耐熱性や耐酸・アルカリ性を持つ容器・陶磁器・るつぼなど、過酷な環境にさらされがちな製品のラインナップが豊富です。
また、ホームページの製品情報にはセラミックス製ボールもあります。見た目はセラミックス製のただの球体ですが、電子部品やガラスの粉砕や顔料の攪拌に利用されているようです。同様の役割をビー玉が果たすこともありますが、ガラスと比較して軽く、またボール自体が割れにくいこともメリットです。
ちなみに今回の話題の初めに出てきたセラミックス製の包丁は、一般には金属製よりも刃こぼれしやすく、寿命が短いと言われています。株式会社ニッカトーが仮に包丁を製造するようになったら、得意とする耐久性を活かして金属製に負けないセラミックス包丁を生み出してくれるかもしれませんね。