皆さん、お盆をいかがお過ごしでしょうか?

お墓参りへ行ったり、祖父母の家に顔を出したり、家族との時間を楽しんでいることでしょう。私も高校生くらいまでは、家族と車で片道8時間かけて祖父母の家に遊びに行っていました。長距離の移動は眠くなるため、ラジオを流して一緒に歌ったり、SAで名物の食べ物を食べたり、家族とのドライブを楽しんでいたことを今でも鮮明に覚えています。

さて、今回紹介するのは、長距離のドライブの醍醐味の一つである車のラジオを受信するためのアンテナを製造している「株式会社ヨコオ」です。こちらの会社は、1922年創業の独立系電子部品メーカーで、 車載通信機器分野、半導体回路検査用コネクタ、電子機器用コネクタ、医療用微細精密部品という4つの主力事業を展開しています。中でも、車載通信機器分野に関しては、国内トップクラスで、車載アンテナの基本ニーズである小型化・複合化・低背化・スマート化に応えるため、長年培ってきたアンテナ技術・マイクロウェーブ技術に加え、モジュール化技術を駆使して、快適なモビリティサービスの実現しています。

最近では、株式会社スマートバリューと協業して、スマホアプリで車の鍵を開閉できるスマートロックシステム「無人鍵開閉システム」の提供を開始しています。従来の鍵開閉システムでは、車載器とスマホをBluetoothで接続し、鍵の開閉を行う方式ですが、株式会社ヨコオは、LTE回線を使って接続し鍵の開閉を行う方式を実現させました。これにより、鍵の管理の手間やスマホの性能依存の問題がなくなったため、MaaS(Mobility as a Service)領域が目指す未来への一歩を感じ、感動しました。

車載通信機器とETCやアンテナを思い浮かべますが、調べてみると自分が知らなかった形状や形式、場面で電波が使われていて、自分の記憶は平成に取り残されているなと思う反面、情報を追ってみたいなという気持ちになりました。今の車がどんな形式で通信を行っているのか、どんな機器があるのかを調べてみると車技術の面白い仕組みや発展が見れるため、是非皆さんも調べてみてはいかがでしょうか?

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