最近寒くなってきましたね。寒くなっても人にとってはあまりうれしいものではないような気がします。しかし、家にサーバーがある人にとってはそうではないかもしれません。
サーバーは24時間稼働をし、常に熱を発生し続けてしまうため気温が低い環境だと冷房代を抑えることができうれしいというわけです。初めて自分がサーバーを構築したときはラズパイという機器を使用しました。小さかったのでなめていましたが思っていたよりも熱くなったのを覚えています。
一般的に熱くなるもの全般に対してヒートシンクトというものが使用されます。ヒートシンクは熱を逃がしやすくする構造をしており、電子機器によく使用されています。
今回はそのヒートシンクを製造している株式会社テクニスコについて紹介いたします。テクニスコは特に半導体向けのヒートシンクを製造しており、その製品というのはとても加工しづらい金属のため高度な技術が要求されます。その加工はマイクロ単位の精度まで出せるそうです。
熱を逃がすだけのように思えますが、熱効率をよくするためにあらゆる工夫がこなされているのですね。