回って刷る話

| 小ネタ! |

皆さん、新聞は読まれていますか?特に紙の新聞。インターネットが当たり前となった今ニュースを得に行くにはインターネットで検索する方が圧倒的に快適で楽に感じられますが、ニュースを閲覧するという行為をネット上で行うのか新聞紙上で行うのかそもそも隔たりがあるような気がします。同じ行動を別の手段でやっているのではなく、そもそも別の行動なのでは?といった風に。

さて、今回紹介するのは株式会社東京機械製作所です。社名からも分かる通り、機械を作っているわけなのですが、さて一体なんの機械でしょう。答えは輪転印刷機という、主に新聞や折込チラシなどを印刷する際に用いる印刷機です。新聞はオフセット印刷と呼ばれる方法で刷られるのが一般的で、印刷元となる「版」にインクを付けた後、ゴムブランケットなどの中間転写体に転写し、そこから紙などの非印刷体に印刷する手法をとります。この方法の特徴の一つが間に中間転写体を挟むことによって「版」と「紙」が直接触れないということで、「版」の摩耗を防ぎ新聞のように一度に大量に印刷することが可能になります。また、この方法は輪転印刷機と相性がよく、新聞の印刷場に行けばいくつもの大きなローラーが高速で回転している様子を目にすることができます。

株式会社東京機械製作所の歴史は古く、設立は大正5年(1916年)と日本最古の新聞輪転機企業と数えらえれております。新聞業界はこれから先厳しい時代が待っていそうですが、こうした技術を持つ企業が長く存続してくれることを願います。

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